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語学の壁 その1(一般論) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

「ニートの海外就職日記」などを読むと
日本の一般企業の労働環境がいかにクソか、
ということが良く分かると思うのだけど、
クソ労働環境で世界一位を争う日本と韓国が、
英語力でブービー賞を争っているという事実からしても
「語学の壁」が「労働条件の壁」になっていることには
十分な説得力がある。

でも、壁なんていうもののは大抵精神的なものである。
別にブルドーザーで派手に破壊しなくたって、
ロープをかけて向こう側に降りればいいだけの話だ。

日本人にとっての語学の精神的な壁の一つは、
「日本で働くために必要な日本語力と
英語圏で働くために必要な英語力のレベルは違う」
ということに、気付いていないことだと思う。

私は、海外旅行にすら行ったことがなかったので(笑)
アメリカに留学しようと心に決めたとき、
「全部英語で生活するなんて、
生まれ変わるのと同じくらい想像を絶することだ…。」
と思って、英語を勉強し始めた。
何を隠そう、自分は想像を絶するくらい英語ができず、
高校の英語の授業は常に進級点ぎりぎりだったくらいなので、初めは
単語集の短い例文を読んでも
文の意味が分からなかったw
これは24歳の時の話である

(ちなみに、私は大学受験をしていない。)
だから、単語や読解も一からやり直したし、
ラジオの英会話も聞いたし、ネイティブの家庭教師もつけた。

留学するには TOEFL-CBTという試験で250点 (*1)
(満点は300点)くらいとる必要があると小耳に挟んだので、
まあ、250点取れると普通に英語でコミュニケーションが
取れるんだろう、と暗黙のうちに仮定していた。

(*1) 今のiBTなら約100点。昔のTOEFLなら600点。

で、実際に250点を取る頃になって気付いたのは、
「あれ?250点の英語力って全然足りなくね?」
ということ。どうやら
TOEFLというのは
「満点=大学生活に必要最低限な英語力」
という試験だ
ということにそこで初めて気付いた。

つまり、外国人留学生は「最低限の8割」
くらいの英語力でアメリカに留学する。
在学中は運用能力は上がるけど、
英語の勉強に来てるわけではないから、
いわゆる基礎力は大して上がるわけではない。
大体、数学なんて、それ自体が言語なので、
英語でやっても日本語でやっても全く同じだ。
でも、結構な人数が卒業後そのままアメリカで働く。

要するに、
アメリカというのは
「最低限の8割の語学力」で働けてしまう国
なのだ。

伝統的な日本企業だったら、
日本語が「ネイティブ並み」にできないと
日本人社員と同じ土俵で働く事は結構難しいと思う。
そのアナロジーでアメリカで働くことを想像すると、
敷居が高いと感じてしまうが、実際はそうではない。

職種にもかなり依存するものの、
本当は思っているよりも語学の壁が低い、
というケースは結構ありそうだ。

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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

アメリカの不動産市況 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

最近、不動産市況が気になっている。

アメリカで一番注目されている住宅価格の指標は、
毎月月末の火曜日に発表される
ケース・シラー(Case-Shiller)S&P指数だろう。
今日はこの指数の発表日であった。
指数は2ヶ月遅れで発表されるので、
今日発表されたのは7月分
米国の住宅価格は、ここ3ヶ月くらいは若干上昇しているが、
デトロイト圏は自動車産業の不振が原因でまだ底ばいである。

ここ1年の不動産関係の話題で気になっていることを何点か。

1.「U字型回復」は期待値の話であって、
 実際の回復パスとしてはあまり現実的でない。
 底値では上下動が激しくなる可能性大。

U字型回復論者の根拠となっているのは、
ファンダメンタルズの改善が緩やかであること。
確かに、t年後の不動産価格の現時点における期待値は
緩やかな底打ちのカーブを描いているだろう。
一方で、投資理論的に見ると、底値なのにリスク
(価格変動)も小さいというのは合理的でない。
実際に底打ちする際には、予測の難しい短期的な上昇と
下落を繰り返すことになる可能性が高い。


2.フォークロージャーは本質的な問題ではない。

フォークロージャーがたくさん控えているから
不動産価格はまだ下がるだろうという意見があるが
フォークロージャーは価格と表裏一体の関係にあり
価格が回復すればフォークロージャーも減少する。
もちろん、これからフォークロージャーが増える可能性もあるが、
これは動的なものであり確定的なものではない。

これは一般的な不良債権問題と同じである。
重要なのは「不良債権額は不確定である」ということ。
あらゆる機関から「不良債権の総額は●●兆円」
というような分析が出るが、これらは全て間違い
(諸条件の下でインパクトを見積もる意義は認める)。


3.政府は住宅価格を気にせず「国民所得を2倍に」すべき

多くの経済学者が、
不動産価格の下落を抑えるために
政府が介入することを提唱してきたが、
これは短期で解決できない規模の問題に対しては誤った政策。

住宅価格はむしろ迅速に適正水準まで下落したほうが、
経済成長を促進する。
政府は国内の名目所得を上げることだけを考え、
不動産価格は最終的に名目所得にリンクすると考えるべき。

ただし信用対策や流動性対策は必要だろう。


以上、大はずれしそうと思いつつも
私見を書いてみた。


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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

確率・統計関係者の打ち合わせ -- このエントリーを含むはてなブックマーク

先週は、学科の会議の他に確率・統計関係の
ファカルティの会議 (Prob/Stat Caucus)があった。

4~5人くらいしか来ないだろうと思っていたら、
みんな結構、分野横断的に参加しているようで
応用数学系の人やら解析系の人やら10人近く
参加していた。

会議の一つの目的は、
来年の大学院向け授業の担当科目を決めること。
早い者勝ちでいろいろ選んでいくことになったのだけど、
難しい科目の担当になったら大変なので冷汗モノであった。

他の人と統計のコースの希望がバッティングしたのだけど、
相手の人が解析の人だったので譲ってくれて、
めでたく希望通りのクラスになった。
担当になったのは
学部4年/修士(*1)向けの数理統計学で、
大数の法則や中心極限定理の証明から始まって、
十分統計量やらCramer-Rao やら、そんな内容を
オーソドックスにやるもの(だと今のところ信じている)。

本来は、秋学期と冬学期で各々、
学部向けを1コース、大学院向けを1コース
持つのが基本らしいのだが、
実際には大学院の授業はそんなにたくさんないので、
こんな感じで、なあなあで決まるらしい。

取りあえず、来年も標準的なコースだけを教えれば
良いことになりそうなので、めでたしメデタシである。

(*1)アメリカで修士課程といったら、
通常博士課程に進まずに民間就職する事を
前提として組まれているカリキュラムのこと。
学部が数学専攻でない学生も多い。

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テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

ペットボトルに見る日米の差 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

ペットボトル

細かい事だが5年前に初めてアメリカに来たとき、
ペットボトル入りのミネラルウォーターが安い
事に驚いた。

ミシガン州にはミネラルウォーターの工場が
あるせいか特に安くて、
500mlの24本入で3ドルくらいである。
一本あたりにすると12.5セント
今の為替レートで換算すると11円強だ。


で、上がその写真。
ペットボトルが激しく傾いている
この写真はカメラの一辺を机につけて
正面から撮っているので撮影に起因する傾きは大きくない。
コストを削減するために、
容器を薄くしすぎて、特に落としたわけでもないのに
簡単に歪むようになってしまったのだ。

日本語版 Wikipedia によれば、
日本の500mlペットボトルの製造単価はラベルを含めて
10~30円とも言われているから、
飲料入りの小売価格が11円のアメリカでは
いかにコストを削っているかが良く分かる。

一般的に言って、
日本メーカーは限界までコストを削った上で
高品質の商品を提供しようとするが、
米国メーカーは簡単に限界を超えてコストを削り
品質が悪くて売れなければその時考える。


ペットボドルにはそのあたりの考え方の
違いが端的に現れているのが分かる。

ちなみに、小売価格12.5セントのペットボドル、
コンビニエンスストアの冷蔵庫に入っているものを買うと
平気で1.5ドルくらいする。
日本の小売業がなんで儲からないのかも
一瞬で理解できる。

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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

センサス局 American Community Survey -- このエントリーを含むはてなブックマーク

センサス局から手紙が来て「なんだろう?」
と思ったら、Ameciran Community Survey
という国勢調査の中間調査みたいや奴だった(写真)。
標本抽出で選ばれたらしい。

10年に一回のセンサスは、質問が多いことなどから
回答率が下がっているらしく、簡易的な中間調査を
断続的にやって精度をあげようとしているらしい。

中間調査で精度を挙げるというのは、
無理矢理例えを挙げるなら、
低解像度の写真でも動画であれば
時間方向に補完するのでちゃんとして見える、
という感じであろうか。


話はそれるが、アメリカにいる人というのは
やたらとサーベイをやるのが好きで、
大学院生やら、病院やら、いろんなところから
アンケートに答えて欲しいという依頼が来る。

NIHとかNSFとかの研究費を
とっているものは謝礼が出る事もあるけど、
大抵はボランティアだし、
そういうものに限って設計もいい加減である。

だから、統計をやっている私ですら
全部答える気にならないが
センサスとか労働省(BLS)からくるものくらいは
真面目に答えようと思う。
センサス

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

教員のジャージ・Tシャツ・ジーンズ禁止?(大阪) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

教員がジーンズとTシャツって、だめなんですかね?
クビになりそうだ(笑)。

M校にいたとき、Teaching Evaluationで、
「おまえのファッションは古臭いが、ジーンズはナイスだ。」
って書かれたんですけどねー。

…まあ、大阪府職員なら
スーツが支給されるから大丈夫だろうけど。

---
「ジーンズ、ジャージー禁止を」=教師の服装で橋下大阪知事
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009092400908

 大阪府の橋下徹知事は24日、府内の市町村議会議員との懇談会に出席し、教師の服装や食育などについて意見交換した。市議からの「ジャージー、Tシャツ、ジーンズの先生がいる。地域からも先生の服装がなっていないというクレームがある」との訴えに橋下知事は、「何とかならないのか。教育の自由をはき違えている」と批判し、「公務員である以上、服装まで教育の自由なんてあり得ない。(ジーンズやジャージーは)禁じないといけない」と話した。(2009/09 /24-19:19)

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テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

優秀な人が失業する仕組みを -- このエントリーを含むはてなブックマーク

マネックスの松本大さんのブログ、および
シリコンバレーの海部さんのブログに、
相次いで気になる記事が掲載された。

私の税金はどこへ行く?(松本大 氏)
金持ちをたくさん働かせる仕組み (海部美知 氏)

両方とも題名はお金に関することなのだけど、
肝は、昨今の日本の雇用政策はおかしいよね
というもの。

マクロの需給ギャップが大きい時
(簡単なイメージ言うと生産能力が大きいのに
授業が足りなくて設備と労働者が余ってる時)には、
どうあがいたって失業者は出る

賃金がわりと横並びの日本では、企業は
そういう時に無能な人から切りたがるだろう。
そして、能力あるいは意欲の低い労働者が解雇されて、
失業手当を受け取ることになる。

短期的にはそれは合理的なんだろうけど、
そうやって解雇された労働者は
社会のコストになるだけで大抵、何も生み出さない。
政府が公共事業でそういう人たちを雇って
道路を作らせたところで、
道路が出来たと同時に彼らは再び失業する。
彼らは、景気が良くなって昔と同じような
仕事につけるようになるのを待つだけだ。
社会の仕組みは硬直的でパイは大きくならない。

中長期で考えると、
もっと能力のある人、意欲的な人が
景気の悪い時に失業する仕組みを作って、
新しい産業、需要、雇用を掘り起こす事が
経済の発展にとっては大事
だと思う。

海部さんの記事は、
アメリカはそのあたりが結構上手く回ってるんだけど、
という内容である。

そのためには、
起業や投資に関する助成金のような直接的な政策に加え、
所得の高い人が失業した時に税制上の
メリットを受けられるような仕組みを作るとか、
労働法で年収の高い人ほど解雇されやすい
仕組みを作るとか、
いろいろ工夫の余地があると思う。

大学も、一定の役割を果たすべきだろう。
私の勤務するWS大は、
デトロイト復興を旗印に
同レベル他大学に比べて大目の研究資金を配分されているが、
そのお金で、Tech Center というベンチャー育成拠点
みたいなものを作って、地域経済に貢献しよう、
という試みが行われたりしている。
まあ、数学や統計みたいな地味な分野では
そういうことをやるのは中々難しいけど、
全体としては正しい方向だと思う。

日本では、「勝ち組」「負け組」という
二元論がここ7~8年大流行だが、
私は少し寂しい気がしている。
「勝ち組」の更に上に
勝ちすらも放棄する層が必要で、
日本はそういう層が生まれる社会を作って
彼らに将来を託すことが必要
だと思う。

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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

アメリカと日本の就職面接の違い -- このエントリーを含むはてなブックマーク

去年、アメリカのアカデミックで就職活動を
してみて一番精神的に疲れたのは、
結果が出るのを待つことだった。

しかし、よく考えてみると、
実際に待った時間よりも、
アメリカと日本の就職面接における
コミュニケーションの取り方の違い
疲労の一番の原因だったのではないか、
とふとしたきっかけで思った。

日本では、
面接自体も圧迫面接と称するような
応募者をいじめるような手法が横行しているし、
採用の見込みに関しても、言質を取られまいとして
慎重に、出来る限りネガティブに、
応募者にスタンスを伝えるのが普通である。

一方でアメリカ(を含むほとんどの国)では、
ともかく応募者のことを褒めまくって、
良い印象を与えることに主眼が置かれる。
そして、いかに応募者に来て欲しいか、
ということを厳正な評価とは一切切り離して言いまくる。
確かに、よく考えたら
就職面接で将来の同業者に敵を作ってもしょうがないわけだし、
もし内定を出して似たような大学・企業と競合した時には
応募者の抱く印象が最後はモノを言うのだから、
その方が合理的である。

日本の就職面接の調子でいると、
結構見込みがあるように感じてしまう場合でも、
実際は目も当てられない状況であった、
ということもあった。

採用の可能性についての回答も
非常に文学的な面があるので
返答を例にとって解説してみたい。

まずは口頭の会話から:

"We are very positive to make you an offer."
→ あなたはオファーが出たら、どのくらい来る気がありますか?

"If there are any problems about you,
I should have heard of them until now."
→ 今のところは問題は聞いてません。

"We are going to interview two more candidates just in case."
→応募者は3人です。

次は電子メールにて:
"I will let you know the results soon."
→ 決まったら連絡します(日本語の「すぐに」というニュアンスは無い)。

"You are under serious consideration."
→ あなたは補欠です。

"I will let you know the result by January 1st."
→ あなたは次点なので、1月1日まで最有力候補の返答を待っています。

"We will make a decision early January."
(面接が進行中の場合)
→ あなたが一番手なら、1月15日までに結果が分かるでしょう。
(全ての人の面接が終わっている場合)
→あなたは次点なので、1月15日前半は最有力候補の
返答を待っています。

かなりの意訳だと思われるかも知れないが、
概ね妥当な意味に訳しているつもりだ。

ちなみに、WS大から最初に来た返事は、
"It is possible, but not likely that we give you an offer."
だったので、99%ダメだと思っていたのだが、
何週間も経ってから来た内々定通知の一通目は、
"Your likelihood to get an offer was recently improved.
Are you still interested in the position?"
でした。まあ、補欠の下の方だったって事ですね。

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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

数学科の大学院のカリキュラム -- このエントリーを含むはてなブックマーク

今日は学科会があって、
学科の meeting があって学科長や副学科長など
いろんな人が事務的なことを報告。
この手の会議って頻繁にあるのかなぁ、
とWS大(*1)に来る前は思っていたのだけど、
学期に一回くらいしかないらしいので助かった。

(*1) W州立大改め。W州立大って書くと
W州にあるみたいに見えるので。

現在、学科で一番大きな課題は
博士課程の必修をどう決めるかという問題だ。

博士課程は30人くらいの学生がいるのだけど、
代数、幾何、解析、応用数学、確率・統計と
いろん分野の人を合わせてその人数なので、
最低限の履修者数を確保しながら、十分な
必修科目を設置するのは容易ではない。

現在は、複素解析、代数、幾何、解析の4科目
が4単位ずつ、合計16単位が必修なのだが、
昔のカリキュラムに比べると大分少ないらしく、
2つくらい追加したいらしい。
(詳しい動機は私には良く分からない。)

しかし、代数や幾何を倍にすれば応用系の人から
は文句が出るし、統計や確率論を必修にすれば
純粋数学系の人から文句が出ることが予想される。
そんなこともあって調整が難しいらしい。

よく考えてみると、似たような問題は日本の学部や
大学院でも実はあると思うのだけど、
日本は単位認定が非常に甘いので、学生にとっては
どうでも良い問題であったように思う。

私がT大の修士にいた頃は7科目14単位が選択必修で、
最低限の単位数で修了したつもりだったのだが、
留学する際に成績証明書を請求したら
9科目18単位を履修したことになっていて、
何を取得したのか分からず面食らった。
しかも、不明な2科目のうち、
一つはAだったが、もう一つはBであった。

アメリカは、とりあえず科目を取得した以上は
ある程度、真面目に授業や評価をするようなので、
そういう誤魔化しがあまり聞かないようだ。

日本の大学を知っていると、アメリカの大学は、
極端な教養主義が蔓延っているように感じるが、
学生が無駄な科目を取らなくても良いように
解決すると良いと思う。


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テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

海外で勉強して働こう(アカデミック版) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

海外にいる日本人、海外に向かう日本人の間で
それなりの知名度を持つ渡辺千賀さんのブログに書かれた
4月27日付の「海外で勉強して働こう」
というエントリーはニュースにもなった。
そのアカデミック版を考えてみる。

元記事の主張は、
1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で
働く道を真剣に考えてみて欲しい。
というもの。

突っ込みどころはたくさんあって、主なものを挙げると、

1.「日本のパイが小さくなったとはいえ、海外で
成功できるくらいの人なら日本でも勝てる。」

2.「優秀な人はいいけど、多くの
日本人には語学の壁もある。」

3.「海外で働く日本人の多くが日本関係の仕事
をしている。従って、日本経済がダメになったら
海外移住は解決策にならない。」

4.「自分だけ海外に行ってもコネがないから
商売にならない。」

といった感じである。

しかし、これを
アカデミックの話に限って考えてみると
これらはほとんどの障害にならない
ことが見えてくる。
上の4点について、各々見ていくと:

1.「日本のパイが小さくなったとはいえ、
海外で成功できるくらいの人なら日本でも勝てる。」

→ 日本では「博士」「高学歴」から連想されるのは、今や
 「ワーキング・プア」という言葉であり、既にパイは小さい。
 しかも財政逼迫と少子化によって、
 パイは日本経済より急速に小さくなる可能性の方が高い。
 競争率が高くなり必然的にコネがものを言うようになり、
 優秀な人でも良いポストにつける見込みは小さくなっている。

2.「優秀な人はいいけど、多くの日本人には語学の壁もある。」

→ アカデミックの人の英語力は、
 少なくとも一般日本人よりもずっと高い。
優秀層に限れば、一定の時間的・金銭的コストで十分に解決可能。

3.「海外で働く日本人の多くが、日本関係の仕事をしている。
従って、海外移住はマクロ的には解決策にならない。」

→ 海外でアカデミックな仕事についている日本人のほとんどは
日本と関係ない仕事。関係があるのは、日本語教授法や日本文化
研究くらい。これらの分野ですら、海外在住日本人が
他国出身者より少ないために需給は比較的逼迫している。

4.「自分だけ海外に行ってもコネがないから商売にならない。」

→ アメリカや一部アジアのアカデミックに行くために
コネは大して必要ない。
部品を作ってる零細企業が海外に進出して顧客を探すよりも
ずっと垣根は低い。

以上のことから、日本のアカデミックからは、
これから急速な人材流出が起こる可能性がある、
というのが私の見方である。

極論すれば、日本で仕事がない人たちが海外に出ないのは、
「海の向こうは絶壁になっていて落ちたら死ぬ」
と信じているから、というだけのような気がしている。


テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

サービスが最悪なJPモルガン・チェース銀行 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

[以下は、駄エントリーです。ご了承ください。]



大学院時代は田舎町に住んでいたので信用組合を使っていたのだけど、
大都市に来たら地元金融機関の選択肢が多すぎて困るし、
大体、デトロイト周辺のローカルな金融機関は
経営状態が良くないところが多い。

で、近くに支店がたくさんあって営業時間が長い
JP Morgan Chase銀行(以下、チェース銀行)
を選んだのだけど、この銀行は
いろんな意味で恐ろしくサービスが悪い。

こちらは、新規口座を開いて給与振込を設定すると、
大抵100ドルとか150ドルとかのボーナスをもらえる。
逆に言えば貰えないと、実質100ドル払っている
ようなものだと言っても良い。

チェース銀行にいた Arda A. Kayayian
(あ、実名書いちゃった)とかいう担当者も
最初は「100ドル出しますよ」とか言っていて、
それは電子メールにも証拠として残っているわけだが、
結局、奴はそれを払わず、
再三問い合わせをしたところ、
途中から無視しやがった。

まあお仕置きに、彼の名前は、
近いうちにBetter Business Bureauという
苦情情報を集めて紛争解決を手かげている団体
にでも報告するつもりだ。

ともかく埒が明かないので、
チェース銀行の別の支店に口座を開き
(その担当者も十分インチキ臭かったのだが
とりあえず多少はマシだと信じることにした)、
上で開いた口座は凍結状態にした。

すぐに閉めなかった理由は、
既に小切手を購入してしまったので
それを無駄にしたくなかったことと、
3ヶ月以内に口座を閉めると手数料がかかることだ。

で、ここまでは良いのだけど、
チェース銀行というのは殿様商売をしていて、
決済口座を開いているだけでも毎月手数料をとる。
一定以上の残高を置いても手数料を取る銀行は、
私の知っている範囲ではチェースだけだ。
(ただし給与振込をしてる口座はかからない。)
月に5回以上、デビッド・カードを使うと免除になるらしいのだが、
家と学校を往復する引きこもり生活wをしている自分は
普段、自分でお金を使うことはほとんどない。
そもそも、ある程度以上の金額のものなら
クレジット・カードの方が得だから、
デビッド・カードを使うメリットがない。

いろいろ考えた挙句、
仕方なく今月から毎月一回、
微量のガソリンを5回連続で入れて
デビッド・カードを5回使う事に。
こちらのガソスタはセルフサービスだから迷惑はかからない。

なんか、やっててあほらしいんだけど、
どこで間違ったんだろ、自分。。。


テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

人材受け入れ戦略の見えない日本(教育制度比較3) -- このエントリーを含むはてなブックマーク



過去のエントリーで、
アメリカと途上国が高等教育に関して
グローバリゼーションの恩恵を受けている
ということを書いたのだけど、
じゃあ、日本はどうすればいいの?
というと正直、簡単には答えが見つからない。

日本は先進国だから、
留学生を受け入れる方が
グローバリゼーションの恩恵を受けやすい
というは原則としては間違っていないだろう。

しかし、まず考えなくはいけないのは問題は、
日本では頭脳労働者がむしろ余剰である
ことだと思う。
ここでいう頭脳労働者というのは、
日本の大学で言えば、ある程度専門性の高い
学部卒とか、修士・博士卒の人たちのことである。

例えば、25歳で高卒の人が不景気で失業したとする。
彼らが大学に行って機械や電気のことを勉強して、
4年後に景気が回復していたら簡単に就職できるのか、
と言ったら、答えはおそらくNoである。
労働市場の流動性とかいろんな問題はあるけど、
そもそも労働供給が過剰だからこそ企業は、
「日本人の」「25歳以下の」「まあまあ使える」「学部卒・修士卒」
だけ取ってれば済むのだ。

そんな状況下で、
外国人に奨学金を出して呼んできても
はっきり言ってお金の無駄だろう。
卒業後に祖国に帰らなくてはいけないのなら、
祖国における日本の大学のプレステージがよっぽど高くない限り、
たいした人は来ない。

むしろ、労働市場が逼迫していて簡単に仕事が見つかるのであれば
奨学金なんて出さなくても留学生はどんどんくると思う。

将来的に今後少子高齢化が更に進めば
知能労働者が不足することは考えられるが、
残念ながら、現状ではその兆候ははっきり見えていない。


私は、移民や留学生受け入れに反対なわけでは決してなくて、
IMFなどが勧告している通り、
日本が社会保障制度を維持可能にしていくためにも、
経済状況が許せば、
年間純増数で数十万人程度の
移民を受け入れるのが望ましい、
と思っている。

しかし、おそらく受け入れの大半は、
労働需給のミスマッチが生じている
製造業現場とか介護現場とか
のいわゆる肉体労働中心の現場になるのが自然だろう。
実際、00年代半ばの好況期に起こったことはそうだった。

労働需給のミスマッチだけでは需要が足りないならば、
最低賃金を引き下げて労働需要を増加させたところに、
外国人を持ってくるという感じになる。

当面、そのような状況が続くと考えるならば、
現実的には、むしろ
外国人単純労働者に対する
日本語教育や一般教養教育に重点をおいて
支援をした方が、よっぽど効果的
な教育資源の使い方になるように思う。


(注) 英語圏の国の留学生受け入れの優位性は、
確かに重要な点ではあるが、いろんなところで語り
つくされているので省略した。

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テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

高等教育を丸投げする途上国(教育制度比較2) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

アメリカに主に人材を送り込んでいるのは
主に中国・インド・韓国などの発展途上国である。



これらの国の学生がアメリカに来るのは何故だろうか?

一言で言うと、アメリカに来れば仕事があるからである。
例えば、中国の一人当たりGDPはわずかに3000ドルで
日本の十分の一以下、最も経済が発展している上海ですら
約1万ドルである。
これが、アメリカでPhDを取れば、
大雑把に言って年収は10万ドルになる、
中国の田舎の30倍、上海の10倍だ

日本でも大学生に
「アメリカに行けば年収が5千万円になる」
といえば、もっと留学する人も増える
だろうし、優秀な人が集まるに違いない。

そうした経済格差を背景に、
発展途上国ではアメリカに留学する事が
「標準的なキャリアパス」となり、
日本で東大を出た場合と同じように、
仮に国に帰って仕事に就く場合でも
種種の優遇を受ける事ができるように
なっているのである。


それでは逆に、
留学生を送り込んでいる国では
人材流出が問題になっているのだろうか?
そういう側面が全くないわけではないが、
昨今言われているのは、
人材の「流出」ではなくむしろ「循環」が起きており、
最終的に一部の人が、祖国に帰って研究をしたり、
アメリカとの間に立ってビジネスをすることによって、
経済や研究水準の引き上げに役立っているということのようだ。

つまり、発展途上国は
高等教育をアメリカに丸投げすることで利益を得ている。
経済的インセンティブと
人口にものを言わせた学生間の競争に任せれば、
送り込む人材を育てるコストはきわめて小さい。

この流れは、経済格差が存在する限りは続く。
近年では、日中の経済格差が徐々に縮小しているので
「次はベトナムだ」とW大M校の教授は話していた。
そして経済格差が存在する限り、
双方がグローバリゼーションの利益を
享受することになる。

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テーマ : 教育
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大学で早期退職の募集 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

大学側から、
「60歳以上のファカルティーを
対象に早期退職を募集する」
という案内が電子メールで届いた。

簡単に言うと、
「今年度で退職すれば、半年分の給料と
5年分の健康保険料を上乗せして払います。
希望者は、12月までに知らせてちょ。
今回限り!」
というもの。
給与の半年分で辞める人、いるんだろうか?

オプションが増えるのは悪くないけど、
これもリストラの一環なわけで
州立大学の財政もいろいろ苦しい
ようである。

P.S.
まだ日本経済が元気だった頃、
さくら銀行が中高年対象に5000万~1億円近い金額を出して、
早期退職を募集したことがありましたね。
当時の銀行員の見解は
「そのくらいの額では辞められない」
でしたが、今考えるとすごい金額です。


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初等教育を丸投げする米国(教育制度比較1) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

アメリカの大学が
なんであんなに外国人をたくさん入れているかというと、
それは国力を見せ付けるためではなくて、
第一にはお金のためであると思う。
その辺りのことは、先日紹介した小林由美さんの本
などにも書かれている。

確かに、例えば外国人から博士課程の学生を受け入れると、
学費などの経費を含め、実質的な労働の対価を除いたベースで
10~20万ドルくらい掛かるのではないかと思う。

しかし、どうやら自国の教育制度を充実させて
自前で人材を育成するには、もっとお金がかかるようだ。
米国で、専門職に就くために博士号は運転免許のようなものだが、
それでも持っている人は成人の約2%前後と推定されている。

初等・中等教育のレベルを底上げするには、
最終的に研究・開発職につく人の50倍の生徒に
投資しなければならない。教員のQualificationを
少し上げるだけでも相当な投資額になるだろう。
ならば、外から受け入れよう、という判断なのだ。

それに、生まれながらにして確率的に
知能の高い人と低い人がいることを考えれば、
母数の大きい中国やインドから優秀な知的労働者を
受け入れた方が効率が良いのは明らかだ。

コストと言えば、最近は
院生すら絞り込んで
ポスドクを戦略的に増やす大学

も出てきている。
昨年、二人の友人が立て続けに、PhD取得後、
イェール大学のポスドクについた。
事情を聞くと私立大学は学費が高いので、
高い給料を払ってもポスドクの方が安くつくらしい。
そこでイェール大は、
知識のしっかりしたポスドクを積極的に
受け入れているとのこと。


外国人受け入れのもう一つの側面は、
階層格差の維持だろう。
富裕層や知識階層にとっては、
むしろ公的な初等教育のレベルを落として、
自分の子弟だけに最高の教育を受けさせた方が
階層を維持するには都合がいい。

階層を最大限維持してパイを少人数で分けた上で
足りなくなった分は外国人で賄うのが
「アメリカのビジネスモデル」だと思う。

米国にはアファーマティブ・アクション
(AA, 社会的弱者に対する優遇)
などという体のいい概念があるが、
これは抜本的な階層社会の構造を変えずに、
ポーズだけとっている面も強い。

端的にいえば、
貧しい子供に教科書を買ってあげるのではなく、
教科書が買えない子供は勉強ができないはずだから
スコアに10%分ゲタを履かせる、
というのがアメリカのAAである。


このように
アメリカの高等教育は、
他の国から頭脳労働者を輸入し
経済を維持するための一つの道具

である。

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学科長と雑談 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

学科長と雑談する機会があったので、いくつか質問。



質問:
自分の分野外の人共同研究しようという話
(分野外のジャーナルに投稿)があるが、どうか。

回答:
1.他分野との共同研究は良いこと。
2.リサーチ・パブリケーションを代替することはできないが、当然評価対象にはなる。
3.テニュアと取れば、より活発にいろいろできるだろう。

→ テニュアが取れる前は慎重にやれ、というネガティブな意味だと思われる。
  統計関係の教授にも意見を聞こうと思うが、ちょっと軌道修正が必要かも。
  統計学科だと他分野との共同研究も結構高く評価してくれるんですけどねー。

質問:
今年度のジョブマーケットはどうか?

回答:
1.うちの学科はtenure-track を1名募集する予定。まだ、provost の許可は
  出ていないが、去年も許可が出たのは10月だったので同じスケジュールである。
2.去年の全体の状況は、ここ最近(10年くらい?)で最悪だった。
3.今年も、Hiring Freeze がかかる大学もあるだろうけど、よく分からない。

→ 他のソースを見ても今年のジョブ・マーケットの需給はまだ判明していない様子。
  今年前半は「来年は更に悪くなる」と言われてたけど、横ばいという人や
  若干よくなると言っている人もいるようで、全く不明である。

僕は日米両方で、過去最悪と言われた年
に就職活動した経験を持つ極端に運の悪い奴です。。。


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弱小大学の方がお得なアメリカ -- このエントリーを含むはてなブックマーク



アメリカの州立大学は、
ランキングなどが下位の大学ほど
小人数のクラスで丁寧に教えるという傾向

があると思う。

また、設備なんかもコミュニティー・カレッジ
(日本で言う短大とカルチャー・スクールの中間的存在)の方が、
研究大学よりずっと新しくておしゃれだという話もある。
W大M校にいたとき、地元紙にそんな特集記事が載っていた。

まあ、汚い場所でも研究したい人は山ほどいるが、
汚いカルチャースクールでは客が集まらない
からそんなものか。
(日本の私立なんかはどうなんですかね?)

実際、W大M校からW州立大に移って、
それぞれの大学でほぼ同じコースを持ったわけだけど
生徒の数は約3分の1。

しかし人数が少ない代わりにTAが付かなくなった。
結果、宿題の採点をTAに回せないから、
宿題を集めるのはやめにして、
宿題の中から毎週一題、授業内で小テスト(Quiz)をやることにした
(実は、多くの教官がそうしているらしい)。
この方式は、M校のビジネス・スクールで
保険数学の授業を取った時に初めてみたけど、
教える側の負担も少なく、学生側の力も付くので
よい方式だと思う。
授業時間を食うのがデメリットだが、都合のよいことに、
私の持っている授業は、時間が長い(110分/回×週2回)。

今日は、最初の Quiz を出して採点したのだが、
ヒストグラムを書けない人が結構いる。。。
単なる定義の暗記の問題かもしれないが
相対頻度というのが少し難しいらしい。
まあ、そんなもんだろうか。

ちなみに、来週月曜日はイスラム教の生徒は、
EID という祝日(太陰暦に関係してるらしい)らしく、
水曜日の授業前に追試をやることになった。
アメリカの大学は、祝日をいろいろ気に
しなくてはいけない点は面倒である。

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アメリカの気候(&その他の生活情報) -- このエントリーを含むはてなブックマーク




しつこいようだが、引き続き気候の話。

Yahoo Weather とか Weather Channelとかで検索すれば、
各都市の天気は簡単にいくらでも調べられるのだけど、
「東海岸から西海岸まで全米の気候を一気に俯瞰したい」
という時に便利なのが、USDA(米国農務省) Plant Hardiness Zone Map

本来は名前の通り
「アメリカで桜を植えたいんだけど」
などという人のために作られた地図である。

全米主要都市のゾーンの一覧は、Wikipedia の該当ページ
なんかを参照のこと。

ただ近年の温暖化の影響もあるのか、
年間最低気温の目安は低めに見積もられてる感がある。
(上の地図は1990年に発表されたもの。)

ちなみに、天候に限らず、
治安とか、教育水準とか、人種構成とか、
人口とか、政党支持率とか、経済水準とか、
住宅価格とか、物価とか、レストランの数とか
アメリカはインターネットで検索すれば、
生活に必要なあらゆる情報が統計情報として
簡単に出てくる。

最低限の生活ができるかどうか調べるには、
ウォルマートとスターバックスの店舗を検索
しておけばいいし、
おサレな生活をしたければ Whole Foods の場所、
セレブなバカンスを楽しみたければ
Four Seasons Hotel の場所を検索して、
その近くを狙えばいい。


ダコタの人がアラバマの仕事を探す時にも
困る事は多分ない。

アメリカは、そんな便利でつまらない国である。


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急に寒くなりました -- このエントリーを含むはてなブックマーク



昨日までは勉強部屋の窓を開けておいても
部屋が暑かったのだが
今日は一転して、窓を開けておくと寒い。
インターネットで気温を見たら最低気温が11度。
でも明日の最高気温は26度。
アメリカ中西部は海から遠く気温の上下が激しい。
季節的にも、基本的には夏と冬しかなく、
その間の9月中旬~10月上旬あたりは
気温が不安定な季節である。

W大M校の地元は五大湖からも少し距離があるので、
更に気温が不安定である。
夜に氷点下になったのに、
翌日や翌々日には日中30度近くまで上がる
なんてことも起こる。

中西部の夏はとても美しくて短く、冬は長くて厳しい。
ちなみに、私はウィスコ●シン州では
「冬」は10月下旬~11月と3月~4月中旬頃のことで、
12月~2月は冬ではなくて「鬼」だと考えていた。
「冬」は寒い季節で、
「鬼」は屋内で生活する季節である。

四季のそれぞれが美しい日本は
本当に素晴らしいと思う。

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大学内の競争的研究資金 -- このエントリーを含むはてなブックマーク



今日は、大学が持っている
internal grant (大学内の研究費)
のセミナーがあった。

数百ドルのものから数万ドルのものまであって
いろいろあるが、簡単に分類すると、

○ 研究のためのもの
○ 教育のためのもの、または、良い授業に対する報奨金
○ 大学院生やポスドクの獲得費
○ 外部資金獲得のための準備費用

という感じ。

競争倍率は、1倍ちょっとのものから
10倍くらいのものまで様々なようだ。

なかなかいいな、と思ったのは、
外部のグラントを申請する時に、
事前に学内外の実績のある教授に
レビューをしてもらう費用を大学が負担するもの。
金額的には300-600ドルなのだけど、
かなり高い確率で通るようで
グラントの申請をする時には頼もしそうだ。

院生やポスドクの獲得費は、
米国市民を招く場合に限定されているものが非常に多い。
これは学内のものに限らず政府系の奨学金でも
そういったものが非常に多い。
こうした事情から、
大学の入学選考では例え英語が母国語でなくても
米国市民権を持っていると圧倒的に有利
になるのである。

日本では留学生を優遇してお金をばら撒いてるけど、
自国民を大事にしない文部科学官僚って
ホントにアホだなあ、と思ってしまう。

FAB.jpg

※ 写真は、私のオフィスが入っているビルのホール。 デトロイトの冬は晴れの日が少ないので、 日光をなるべく取り入れる作りになっている。ちなみに西海岸のオレゴンあたりも冬の天気が悪いのだが、オレゴン大のビジネススクールもそんな作りになっていた。

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新大学院生歓迎会 -- このエントリーを含むはてなブックマーク



昨日は、W州立大数学科の大学院新入生歓迎会があった。
と言っても、コモンルームでお茶飲んで1時間雑談するだけだけど。

W州立大数学科の院生は全部で30人くらいなので、
大雑把に言って新入生の数は6人とかそんなもんだと思う。
結局、誰が新入生か分からないがために3人くらいとしか
話せなかったけど、とりあえず院生の特徴を2点ほど。

1.中国人が多い。

数学科の学生って、
アメリカ人、ヨーロッパ人、インド人、中国人、韓国人、日本人、
と割とバラエティに富んでいると思うのだけど、
うちの大学のようにランキングは全米100位前後、
街のイメージも悪い、気候も良くない、
となると流石にいい人はあまり集まらなくなる。
でも、中国には人が無限にいるらしくて(笑)、
それでも応募者は集まる。
従ってうちのような大学では中国人の比率が高くなる。
5割はいないと思うけど。

2.応用分野の人が多い。

やっぱり、pure math で勝負できる人の割合って、
あんまり高くないのだと思う。
そんなわけで、うちのようなありきたりな学科の院生は
応用数学とか確率過程の応用とか、まあそんな分野を
やっているケースがとても多いようだ。

(統計とかに比べて)数学科のアカデミックへの就職は
米国でも厳しいけど、応用系だと同程度のランクの
tenure-track AssistantProfessor に直接なれる例も
珍しくないようだ。

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初めての授業 -- このエントリーを含むはてなブックマーク



今日は、午後5時半からW州立大に来て
はじめての授業。学生は40人くらい。

今日は、授業が始まるまでが散々な日であった。
大学のパソコンがネットワークプリンタにつながらないし、
コピー機はジャムるし、
教室に行ったらPCの入ってる棚に鍵が掛かってるし
(結局は開けてもらったけど)。

ついでに授業が始まってからは、
学生の最初の質問が聞き取れないし
(←昔は凹んでいたが開き直って気にしないことにした)。
まあ、クラスの雰囲気が結構和やかな感じで
反応がまあまあ良かったのが一の収穫か。

去年W大で教えた時は、
まだ学生だったので準備は最小限にすると割り切って
スライドも独自資料も作らなかったのだが、
今回はオリジナルのデータでスライドを作ったり
しているのでちょっと準備が少し大変だ。

まあ、適度に頑張ろうと思う。

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Latex: Beamer での画像取り込み (自分用メモ) -- このエントリーを含むはてなブックマーク



授業のプレゼンテーションファイルに Beamer を使っているのだが
慣れないのでやたらと時間がかかる。

エクセル(Excel)とかで作った図表を
Beamerに画像として取り込みたいときに、

1. JPEG(JPG)に変換して取り込む方法
2. EPS に変換して取り込む方法

があるのは分かった。

1. JPEG(JPG)に変換して取り込む方法

(1) エクセルから取り込みたい図や表を選択。
(2) 「アクセサリ」の「ペイント」などのソフトに画像として貼り付け。
(3) JPEG(JPG)ファイルとして保存。その際、余計な余白が入らないよう
  「ペイント」内でいろいろ操作する。

画像が出来たら…

(4) 画像の大きさを「ペイント」で確認([Image]->[Attributes]。
今回のケースでは、横704、縦522。
(5) Latex でのコマンドは、
\includegraphics[width=10cm, bb=0 0 704 522]{EmploymentPie.jpg}
「bb」のオプションを使わないとファイルが「not found」となり
  Latex のコンパイルでエラーする。

以上でめでたく取り込めるけど、なんだか若干ぼやける。
JPEGの解像度をかなり高くしておかないといけないのかも。

2. EPS に変換して取り込む方法

(準備1)
もちろん、GSViewはインストールされているものとする。
(私の環境は、version4.9)

(準備2)
EPSへの変換のため、EPSプリンタをインストールする。
さいとうけんじさんの
WindowsでのTeX用仮想EPSプリンタの作成方法 を参照。

(1) エクセルから取り込みたい図や表を選択。
(2) エクセルの[Print] で準備2でインストールした仮想プリンタを選びEPSとして保存。
  同じくさいとうさんの Excel表をきれいにTeXからPDFへ入れ込む方法
を参照。
(3) EPS の余分な余白を調整したり枠線を消去する。
  GSView で [File]-> [PS to EPS]
-> [Automatically Calculate Bounding Box]のチェックを外す。
-> [Have you read help `PS to EPS'?] で [Yes] を選択。
-> 指示に従って取り込みたい範囲の四隅をクリック。
-> 指示に従って、ファイルを保存。

(補足1) さいとうさんのWebに載っているEPSの余白調整は私の環境では
    上手くいかなかった。
(補足2) GSView の [Option] で [EPS clip] と [Show Bounding Box]を
    選択しておくと見やすい。

画像が出来たら…

(4) Latex でのコマンドは、
\includegraphics[angle=270, scale=0.4]{EmploymentPie.eps}

出力は綺麗だけど、若干面倒くさい?

(OS:Windows Vista (English))


テーマ : ソフトウェア
ジャンル : コンピュータ

アメリカ社会に関する本 -- このエントリーを含むはてなブックマーク



アメリカでは活躍している日本人女性が
比較的多いという話を書いたが、
以下の2冊:
小林由美「超・格差社会アメリカの真実」
堤未果「ルポ 貧困大国アメリカ」
は現在のアメリカ社会を知るのに
なかなか良い本であり、
しかも2冊とも著者が女性である。
日本の経済関係の本で、
こういうことは滅多に起こらない。

小林由美さんは、旧長銀のエコノミストで
現在は経営コンサルタント。

堤未果さんは、米国野村證券を経て
現在、ジャーナリスト。
お父様もジャーナリストだそうである。
薬害エイズ問題で有名な川田龍平さんの
フィアンセでもある。

本の内容は、Amazon.co.jpの書評を見て頂きたい(笑)。
ちなみに、私のレビューはWilly と言う名前で
書かせて頂いている。

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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

日本の女性は元気か? -- このエントリーを含むはてなブックマーク



スイーツとか、
ルイ・ヴィトンとか、
ホテルのレディースプランとか、
消費分野に限って言えば
日本の女性は明らかに男性より元気があるし、
生き生きして見える。

では、肝心の能力面ではどうか
短大を含めた大学進学率は、
男性54.9%、女性52.5%でほとんど差はない。
この傾向にここ数十年大きな変化はない。

4年制大学のみに限ると、
昭和時代は男性30%台半ばに対して
女性は20%弱と大幅な開きがあったが、
現在は少子化とともに進学率は急上昇し、
男性51.8%に対して44.7%と差はだいぶ縮まった。

しかしこれをさらに国立大に限ると男女比率は2:1程度、
東大に至っては4:1程度となっているようだ。
トップ層を形成する女性の比率が極端に低い
のが日本の特徴である。

これほどの差は米国では考えられない
トップ校と言われるハーバード大では学部生の
男女比はちょうど50:50であるし、
州立トップのUCBでは47:53で逆に女性の方が多い。
大学院では男性が増えるが、それでも55:45である。

他国を見てみると、
中国人は男女同権の意識が徹底しているし、
インド人に関しては男女差はあるが
そこまでの差は感じない。
男尊女卑と言われる韓国との比較でも、
韓国におけるエンジニアの女性比率は
日本の7倍であるとの調査がある。

進学率がほぼ同じになっているにもかかわらず
社会の中心として活躍する女性が非常に少ない
という現状を見ると、
現在の日本社会の女性に対する扱いには
なんらかの問題があるとしか考えられない。

日本の女性は、目に見えない差別を受ける一方で
頑張らなくても社会に養ってもらえるという恩恵を
受けて、いわば社会と共依存の関係にあるのではないか。
つまり、
「会社に入っても偉くなれない」ことを前提に
「楽をしても生きていける」という権利を勝ち取っている。
貧困地域や被差別人種、衰退産業に対する補助金に
少し似ているだろうか。

男女差別の少ないアメリカに来ている日本人については
活躍している女性の比率は明らかに高いように思う。
例えば、渡部千賀さんのブログに最近の載ったこんな例
のような話は、結構出てくる。

日本は女性にとって働きにくいから
アメリカに来るという面ももちろんあるのだろうが、
もともと能力を磨いた女性がアメリカに来ていること、
そして他の女性を見て無意識に刺激を受けている

という面が強いと思う。

もちろん個人差が一番大きいのだが、
平均的な日本女性がそのままアメリカに来て
他国の女性と互角に渡り合えるかどうかといったら、
私はNOだと思う。
私がアメリカで各国の女性を見た限りでは
平均的に日本人女性が勝るのは、
「立ち居振る舞いの美しさ」と「空気を読む能力」
だけ
ではないだろうかと感じている。

日本の女性は、そんなに頑張らなくても
安心して暮らせると手を抜いていないか?
幸い、女性は海外が好きな人が多いのだから、
アメリカ等に留学してもっと知的な刺激を受けて
日本に戻って欲しいと思う。


女性の方、ご意見、ご異論があれば、どうぞ(笑)。

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テーマ : 男女問題
ジャンル : 政治・経済

自動応答メッセージ -- このエントリーを含むはてなブックマーク



引越しに伴って
州役所とか、電話会社、ISP等等、家具屋など
色々な所に電話を掛ける機会があったのだが、
自動音声が流れることが多くなっていて戸惑っている。
最近の特徴は、質問の数がやたら多いことと、
自動音声認識を多用していることだ。

自由に質問させてキーワードから担当部署を探索したり
質問内容を選ばせたりするものだが、昔と違って
場合によっては5つ以上の質問に答えさせられ、
往々にして、元の質問に戻ってしまったり、
その質問はサービス時間外だと言われたり、
言われた選択肢を番号で選んでるだけなのに
「そんな選択肢はない(!)」と言われたり、
断片的な情報の自動音声が流れて電話を切られて
しまったり、、、とともかくいらいらする。

先日は携帯電話に
「ケーブル会社だけど、まだ機器のインストールが
終わっていないよね?」
という「自動間違いメッセージ」がかかってきた
(実際は、とっくに来て終わっている)。

ちなみに、家具屋のIKEA のホームページ上では、
文章で質問をすると、人口知能が答えを返してくる。
結局は、この番号に電話しろというメッセージ
だったけど(笑)。

アメリカの接客業のレベルは過去数十年で
劇的に悪化したらしい(昔を懐かしむ友人談)のだけど、
新たな忍耐が必要な要素が一つ増えたようだ。

P.S.
冗談抜きに、そのうちAIを使って英会話の練習を
する時代が来そうだ。英会話学校は、外国人とのH目的の
受講生を集めるしか生き残る道がなくなるかも知れない(笑)。


テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

アメリカの医療制度の良い点 -- このエントリーを含むはてなブックマーク



せっかくなので、医療シリーズ(?)を完結させてしまおうと思う。

アメリカの医療システムは
完全に崩壊しているけれども、
一方で悪いことばかりではないとも思っている。


例えば、
先端医療に湯水のごとく研究資金を投入するのは貧しい人から見れば腹立たしいだろうが、
病気になったお金持ちが大金を叩いて治療を受けるのであれば
それは社会保障としての医療とは別の産業として
成り立っているわけで、
経済的には意味があると思う。

そもそも医療費のGDP比が
上昇する事自体は悪いことではない。
問題は、その大半が社会保障(所得の再分配)
として政府の財政を圧迫することに
起因しているのだ。
お金持ちが自腹を切って払うのならば、
むしろ新たな産業の成長として歓迎しなければならない。

確かに、完全に資本主義的とは言えないところで
政府部門も先端医療に多大な費用を投入しているが、
これは、宇宙開発と同様、技術開発を伴った需要刺激策と
しての効果があるので、多少大目に見るべき側面もあるだろう。

アメリカの失敗の本質は、
医療産業の凄まじい拡大よりも
社会保障としての医療と高齢富裕層向けの医療を
システムとして共存させる制度設計を誤った点
にあるのではないかと思う。

日本も、アメリカを反面教師として制度を整えなければなるまい。

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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

アメリカの医療制度の失敗に思うこと -- このエントリーを含むはてなブックマーク



アメリカの医療制度は完全に崩壊していて、
逆に、それでも国が成り立っているのだから
豊かな国なんだなあと思ったりもする。

民主党政権になって、
医療制度の改革が多少話題になっているが
政府がやろうとしていることは
医療システムの改革からは程遠いように思える。

大統領や多くの人々の関心事は「国民皆保険」だ。
アメリカでは、全人口の15%強にあたる4700万人が無保険である。
政府のプランは、大半の人は保険を持っているのだから、
持っていない人だけに最低限の保険や税制上の優遇を
与えましょう、というもの。

この案には人道的な立場からは一定の価値があると思うが、
経済的にはGDP比で16%にも迫る米国の医療費(*1)
を更に押し上げる要因となり、しかもその大半が政府負担となる。
これは経済にとっては更なる足かせとなる。

(*1) 他の先進諸国は概ね8-11%程度。
高齢者比率を考えると差は更に大きい。

アメリカの医療改革が可能であるとしたら、その鍵は、
「事務コストの削減」、
「訴訟リスクの制限」、
「サプライサイドの強化」
であると思う。

1.事務コストの削減

そもそも、諸外国はなぜ、より安い費用で国民皆保険を
維持できているのか?
日本を例にとれば、診療や給付の基準を統一することで
事務コストを低く抑えることができ、また、
専門医に掛かる前にかかりつけ医(PCP)に会わなけ
ればならないとか、保険がないからER(救急外来)に患者が
殺到するというような非効率を避けることができる。

国民皆保険は、人道的なシステムとしてではなく、経済的
なシステムとしての側面を重視すべきで、そのためには
政府主導で、ベネフィット、制度、システムの面で
統一を進めるべきだ。

2.訴訟リスクの制限


製品やサービスミスに対しては常に訴訟リスクがつきまとうが、
全てが手作業の医療では確率的なミスは避けられない。
これを、過剰な体制とか高い賃金で埋め合わせようとすれば、
莫大な費用がかかる。訴訟リスクを制限したり、
コストを政府が保証したりすることで削減できるコストは
大きい。

3.サプライサイドの強化

米国の医師養成システムは非効率である。
医師に全人格的な質を求めることをやめ、
看護学部のように早期に専門教育を施すことで
養成にかかる時間を短縮して、最終的な賃金を抑えるべきだ。
費用負担の点でも、政府がより関与することで
学生側のリスクを減らして、最終的な賃金を抑えることが出来る。

治療の非効率の改善も大事だ。
救急外来の非効率さと治療の貧弱さはひどい。
また、一般の外来の予約システムに問題がある。
時間を指定して予約できるのは患者にとっては便利だが
社会政策としては医師の賃金の方が高いのだから
日本式の「患者が列を作って待つ状態」が正しいだろう。

ここで述べたようなことは、
アメリカ人の知識階層なら当然知ってることなんだけど、
色々なしがらみで出来ないんだろうなぁ。

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プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

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―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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