ビミョーな時間割決定プロセス -- このエントリーを含むはてなブックマーク

先学期

A教授「来年冬学期のスケジュール仮決定。
数理統計(修士) 火木 16:00-17:50
      確率論(修士) 火木 18:00-19:50」

8月20日

A教授「来年冬学期の大学院向けのコースのスケジュール送ります。
   直したいところがあったら26日の前までに言ってね。
数理統計(修士) 火木 17:30-19:20 (← なぜか変わってる)
   確率論(修士) 火木 18:00-19:50」


8月26日

B教授「来年冬学期の数理統計(修士)のコース担当の人が引退してたので
   統計の人、代わりに誰かやって。」

今日

C教授「僕、数理統計(博士)教えるから来学期はやらない。
    (本音:曜日選べないからやらない。もう変えられないし。)」

D教授「僕、やりたいんだけど、確率論(修士)と時間が被ってる…。
   (たぶん何も気付いていない。)」

自分「じゃあ、僕やります。
  (本音:曜日良くないけど去年やったばかりだから準備いらないし。)」


→ pure math の 人たちが確率・統計に受講者が流れすぎないように
  小細工して時間を重ねたのではないか、と穿った見方もできる。

→ もっとも、数理統計(修士) は原則、確率論(修士)の後に履修すること
  になってるからまあ許容範囲かも。


スポンサーサイト

テーマ : 短大・大学
ジャンル : 学校・教育

携帯+モバイルインターネットを月15ドルで済ませる方法 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

2004年から2008年まで
4年間携帯を持っていなかった化石人間の私だが、
iPhone を持っている人が増えてきてちょっと欲しくなってきたので、
この前自宅に友人を呼んだ時にちょっと聞いてみた。

自分_ 「iPhone 持ってる?」
友人A「持ってない。」
友人B「持ってない。」
友人C「持ってない。」
友人D「仕事で使うから持ってるよ。」
奴___「あれ凄いよね。指でなぞると画面動くのにびっくりした!
   私の携帯はなぞっても動かないよ(泣)」
自分_「でもあれ高いからなぁ。月30ドルくらい?」
一同_「はぁ?」
友人A「月30ドルならもう買ってるよ。
    僕は普通の携帯でも月45ドル払ってるし。」
自分_ 「僕はプリペイドだから月9ドルくらいだな…。」
友人A「えっ。安いな。でも一回買っちゃうと変えるの面倒臭いからな…。」
友人D「私のiPhone、安いプランだけど全部で80ドルくらい払ってる。」
自分_「まじで?そりゃ高すぎだな。」

というわけで、米国でどうやったら
携帯+モバイルインターネットが最も安くなるのかを少し検討してみた。

まずiPhoneについて:
--- iPhone の場合でも、通話の契約分の料金が高い。
  AT&Tを例に取れば、安いプランでも通話量込みで45-50ドル(税込)くらいする。

--- データプランそのものは AT&Tなら月200MBで15ドル、月2GBで25ドル。
  Verizonなら月1GBで20ドル、月2GBで30ドル。

要するに通話に関しては一旦2年契約などで消費者を縛ってしまえば、
番号を変えたくない人が多いので、
高くても継続する人が多いということなのだろう。
その結果、最小限のプランに絞っても月60ドル台、
無理のないプランにすれば確かに月80ドルくらいかかる。

それではどのようにすれば安くなるだろうか。

--- iPad や Galaxy のような Tablet にすれば通話契約をしなくて良い

--- しかし、Skypeを使えば iPad で通話することも可能。
  データ使用量は10分で5MB程度。

したがって、
インターネットの利用がカーナビ代わりとメールチェック程度、
通話が月1~2時間程度のライトユーザーであれば、
理論的には月15ドルだけで
通話もモバイルネットもできることになる。
しかも、この料金には税金もその他の複雑な手数料もかからない。
(ただし州によっては数十セント程度の売上税がかかることもあるようだ。)

もし、アメリカでiPad の巨大な画面を手に電話している人を見たら、
そういう事情なのだと納得してあげて欲しい。


テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

自分用メモ) MAC で使う TeX の スタイルファイルの置き場所 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

コンピューターが得意でない私にとって、10年以上前から
TeX (数式処理のための言語。雑に言うと理系用のワープロみたいなもの。)
の設定はいつも苦痛の種だ。

MAC (OSX 10.6.5)を入手したのだが、
TeXそのものは大学のおっちゃんがインストールしてくれたらしい。
次はテキストエディタだろうと思い取りあえずTexmaker という人気のあるテキストエディタを入れた。
ここまでは割りと順調で、article (論文用の書式)と beamer(プレゼン用の書式) の
サンプルファイルはすぐにPDF化できた。

が、自分で作ったスタイルファイルの読み込み方が分からない。ネットで調べると、
「指定の場所にファイルを置いて、mktexlsr という呪文を ターミナル なるウィンドウに入力して…」
などと書いてある(そういえばWindowsでもそうだった)のだが、
指定の場所は作業環境によるのでいまいち良く分からないし、
mktexlsr と入力すると、MAC君はなんか作業をしたみたいだけど「書き込めませんでした」
みたいな不穏なメッセージが出ている。試してみてもやはりスタイルファイルは読み込めない。
2時間くらい試行錯誤してようやくネットで以下の説明を発見。

> Personal .sty files should be places in ~/Library/texmf/tex/latex/ where ~
> is your HOME directory and you create folders as necessary.
>
> On the other hand, what are you trying to install? MacTeX 2008 is a full
> TeX Live 2008 distribution and has many packages already installed. I'd try
> to use the package you need without installing anything at first; you may be
> amazed to find out it is already installed and available to you.
>
> Good Luck,
>
> Herb Schulz
> (herbs at wideopenwest dot com)



Source: http://www.tug.org/pipermail/macostex-archives/2009-April/040098.html

フォルダを作って、指定の場所に置くだけで良いらしい。
いろいろやったが、要するに場所が間違っていたのだ。
ようやく解決して、めでたしめでたし。

しかし、誰かTeXもWordみたいに簡単にインストールできるようにしてくれないかなぁ。


学科の事務員が削減された -- このエントリーを含むはてなブックマーク

州立大学は近年どこも財政難で経費の削減を迫られている。
もちろんうちの大学も同様だ。だからこそ、
コピーの数を減らせとか、どうでも良いことが議題になるのだが、
そんなのは単なる目くらましであって、
要するに人件費を減らさなければ経費は減らせない。

教員にしても、学部向けのコースは
修士卒のインストラクターや非常勤講師の割合をもっと増やして
助教以上の教員を減らせば大幅に経費が削れる
のは間違いない。
あくまで感覚的なものだが、
1コースを教えるのに必要な費用は4割くらい下がるだろう。
まあ、そうすると自分も解雇される可能性があるわけだけど。

しかし、現在もっと問題になっているのが、
無駄な事務員がやたらと多いことだ。
数学科には5人のフルタイムの事務員がいて、
概ね以下のような状況になっている。


職員A:事務のまとめ役。ビザ関係、庶務、学生対応を一手に引き受ける。

職員B:会計担当。勤務時間中も不在のことが多い。
    一応仕事はしているが、大学の会計部門との単なる連絡役のことも多し。
    電話をしていない時は大抵 You Tube を見ている。
    昨年、業務用パソコンをウイルスに感染させた。

職員C:教員用テキストの発注が仕事だが、仕事が超雑で単なるボトルネックになっている。
    出版社に自分で問い合わせた方が断然早くて確実。

職員D:セミナー、授業、院生の論文のスケジュール管理と求人情報の転送。
    暇そう。

職員E:年に3回だけ、学科の授業とオフィスアワーのスケジュールを表にしている。
    (スケジュールや教室割を自分でしているわけではない。)
    仕事がないので机の上には常時何も置いていない。
    私は自分の予定しかチェックしていないが、ほぼ毎回間違っている。
    間違いを具体的に指摘しても気付かないことも。

正直、フルタイムの職員が2.5人、
多く見積もっても3人いれば十分こなせそうな仕事だ。
今回、退職することになったのは職員Eだが
正社員の解雇はそんなに簡単ではないはずなので、
おそらくわずかな割り増し退職金をもらって
本人が早期退職を選択したとかそういうことなのだろうと想像。
学科長から来たメールも「職員Eが解雇された」ではなく、
「職員Eのポストが消滅した」という微妙な表現になっている。

研究や教育の根幹は守らなくてはならないが、
世間が不況の中、大学もそのくらいのリストラをするのは当然だろう。


テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

人口増加は米国の最後の砦か -- このエントリーを含むはてなブックマーク

8月初旬に政府債務の上限が14兆ドル強から2兆1000億ドル引き上げられ、
今後10年間で9000億ドルの財政赤字削減を行うことが決まった。
先進国が、グローバル化による価格調整圧力に苦しむ中で
アメリカ経済はこれからの10年間、
日本が経験してきたような長期の経済停滞に陥る可能性はかなり高まった。

それでは、今日の日本経済と米国経済の一番の違いは何だろうか?
それは恐らく、人口動態の違いだろう。

1.日本と米国の人口動態

2010年現在、日本の人口は1億2千7百万人、米国の人口は3億9百万人程度だが、
2050年には、日本の人口は9千5百万人程度まで減少(総務省推計)、
米国の人口は3億9千2百万人程度まで増加(センサス局推計)する見込みである。
今後40年間、年率0.5~1%程度の割合で人口が増え続けるという予測は、
米国人が不動産や株式に投資する際の安心材料になっているのは間違いない。
それでは、米国の人口増加は本当に確実なのだろうか。

2.日米で異なるの人口変動要因

日米の人口動態はどのように違うのだろうか?

日本では、一年間に100~110万人が生まれ、120万人弱が亡くなっている。
一般・特別永住権保持者の数は、毎年2~4万人程度増加しており、
現在合計で100万人程度だ。
また、日本に帰化する人数は毎年1万3千~1万6千人前後である。
全体として人口移動の影響は無視できる程度で、
主に出生数の減少によって人口が減っていて、
しばらくの間は高齢化でその大部分が相殺される。

米国では、一年間に約400万人が生まれ、
240万人(2009年)が亡くなっている。
また、100万人が毎年永住権を取得している。
米国の人口動態には、出生・死亡による増減と移民による増加の両方が
大きな影響を及ぼしている。
下の図で分かるように、
移民の累積による人口動態への効果は極めて大きい。
US-projected _population_growth


人口動態は他の経済指標に比べ長期予測に適しているものの、
移民による影響が大きい米国の人口動態は必ずしも将来を
的確に予測できるものとも限らない。
実際、センサス局が出している人口予測の幅は結構大きいのだ(下図)。

US-Population50-Census.gif

3.米国の出生数の動向

米国内の出生数にはベビーブームや景気の影響など
様々な要因が絡み合っている(グラフは Calculated Risk より。
ソースは、National Center for Health Statistics)。
戦後のベビーブームと長期的な少子化傾向の二つで多くが
説明できる日本に比べるとやや複雑な動きに見える。
米国でもベビーブームは存在したが、出生数がより多いのは
むしろ、米国経済の全盛期ともいえる50年代~60年代前半の方である。
その後、日本の第2次ベビーブームの世代はむしろ少なく(generation X)
その後、90年以降は高い出生数と出生率が続いている。

US-Births2010.jpg


しかし、出生数は2007年の年間430万人の直近ピークから
2010年には400万人へと急減した。
グラフのシャドーがかかっている部分は不況期だが、
今回の急減は大恐慌以来であることが分かる。

今後は90年代以降の高い出生数の恩恵もあり
ある程度安定した人口増加は見込めるだろうが、
長期の不況が出生数に大きな影響を及ぼすリスクも見逃せない。


4.米国への移民の動向

それでは、米国への移民の動向はどうだろうか?
米国への移民増加が、米国の経済力の反映であるとすれば
移民の動向は経済状態に大きく左右されやすいと考えられる。

米国 Department of Homeland Security のレポートによれば、
意外にも米国への永住権取得者数に明確なトレンドの変化はなく、
戦後一貫して続く移民の増加トレンドは失われていない。

US-Immigration.jpg


移民の多くは、はじめは非移民として、
就労、留学などの理由で新たに米国に来る。
そこで、将来のトレンドを探るため、
非移民ビザの許可件数の推移を見たものが下図だ
(US Department of States のデータより筆者作成)。
ただし、一時出張者のために大量に発行されているBビザの件数は除いている。
推移を見ると、2007年をピークに流石に件数は減少しているものの
依然として150万人以上の安定した状態を保っている。

US-Visa-Issued.jpg


全体としてみれば、いまのところ
米国のこれまでの厳しい移民やビザに対する規制が
結果として移民の人口動態を安定的なものにしていると言えるだろう。


5.今後米国が直面する人口問題


人数ベースで見た米国の人口動態は、
深刻な不況の割には比較的安定しているように見える。
これは、米国経済にとって最後の頼みの綱といったところだろう。

しかし、当面の問題は移民の質だ。
経済的困難の下で移民の純増を維持するためには質を下げざるを得ない。
これまで、最も優秀な移民を受け入れることができた米国だが、
今後、資源国や都市国家との人材獲得競争はますます熾烈なものとなる。
英語圏に限ってもオーストラリア、カナダ、シンガポール、香港などの
名目所得水準は数年~10数年で米国を越す可能性がある。
さらには、資源高が続けば中東諸国も米国の人材求心力を脅かすだろう。

人数だけにとらわれていては移民の質は低下し、
知識階層の米国民の流出も進む。
人材の流動性の高い米国は、今後、そうした意味で
日本より急激で困難な変化を乗り切る必要がある。

そうした変化は、米国の移民政策のみならず社会保障政策にも
大きな影響をもたらすだろう。


テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

こんなんでいいのか、うちの学科の修士課程 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

月曜日に数学科のオフィスにふらっと寄ったら
修士課程の中年の外国人学生から声をかけられ、
「私は数学科の修士課程の学生で、
確率統計の修士を取るためにエッセイを書かなきゃ
いけないんだけど、指導教官になってくれないか?」

と頼まれた。

アメリカの修士課程は修士論文が必須ではないので、
この学生の場合は論文は無しで、20~30ページのレポートを書けばよい。
コースワークは既に終わったとのこと。
しかし、もともと電気工学の学生で、
確率論や統計学にあまり興味がなさそうである。
取りあえず確定的な返事を保留しつつ、
今日少し話をしてみたのだが…

私「今までにどんなコース取ったの?」
学生「これがリストなんですけど…」

abstract algebra,
real analysis,
advanced statistical theory,
control and stochastics, …
と数学科の科目が並んでいる。

私「どのコースが面白かった?」
学生「…」

私「コンピューターでデータ分析したことある?」
学生「ありません。」

私「サーベイとデータの分析ならどっちがいい?」
学生「分析やったことないし、サーベイの方が…。」

私「Advanced Statistical Theory って何やったの?」
学生「A先生のだけど、3年前のだし難しくてあんまり覚えていなくて…。」
私「A先生だったら、minimax の話とかしたのかな?」
学生「そうかも知れません…。とにかく理論だけで難しくて…。」

私「あなたは電気工学の人だし、optimal control のクラスなんか
  とってるから安定性とかには興味あるのかな。僕は時系列だから、
  非定常性のテストのサーベイなんてしたらどうかな?」
学生「?????」

私「今までに統計学で何を勉強した?」
学生「あんまりやってないけど、私一生懸命やるタイプ
   だから大丈夫だと思います。」


私「回帰分析はどのくらいやったことある?」
学生「???」

私「例えば、ここに20人の学生が二つのテスト受けた結果の
  散布図があるけど、スコアには相関があるよね。
  だから、トレンドラインを引くと一方が他方で説明できるわけだけど。」
学生「やったことありません。」

私「うーん、そうか。えーっと、線形代数とかはやったよね。」
学生「線形代数?」
私「(あれ?外国人学生だから用語が分からないのかな?)
  行列とか、線形写像とか、カーネルとかについてのことだけど。」
学生「やったことありません。」
私「3×3の逆行列とか意味分かる?」
学生「…。」
私「うーん、統計の計算って全部行列だからなあ…。」

私「カイ二乗検定とかは分かる?」
学生「カイ二乗??」
私「例えば、こういう風に2×2の表があって、
  そこにパターンがあるかを検定するわけだけど。」
学生「検定??パターンがあるかどうかチェック
  するっていう意味は分かりますけど!」

私「じゃあ、分布って何種類くらい知ってる?
  t-分布とかF-分布とかは知ってる?」
学生「…。」
私「正規分布は分かるよね。」
学生「あ、聞いたことあります。」
私「じゃあ、どんな形の分布かな?」
学生「…。」
私「あ、口で説明するの難しかったら黒板に書いてみて。」
学生「…。」

私「うーん、取りあえず基礎的なこと勉強してから
  レポート書いた方がいいと思うんだよね…。
  とりあえず学部向けの統計入門の
  教科書読んで勉強しておいて。」
学生「私、一生懸命やるタイプですから任せといてください!」

私「レポートか…。そうだなあ…。とりあえずレポートは
1) いろんな統計分布の種類について調べて、
  2) その使用例についてまとめ、
3) ソフトを使って計算例を示す
  ってことでどうかなあ。」
学生「計画を書いた紙を提出しないといけないんですが…。
   題名は…「統計分布」でいいんですか?」
私「もうちょっとおしゃれな名前にした方がいいんじゃないかなあ…。
  "統計分布とその応用についてのサーベイ"ってことでどうかなあ。」
学生「あ、なんかいいですね!概略も書かなきゃいけないんですが…。」
私「(自分で書けるわけないよな…。)
   じゃあ、こんな感じで…。
  (テキストパッドにざっと箇条書きにして体裁を整える。)」
学生「ありがとうございます!E-mailで送ってください。」
私「うーん、でもこれで修士のレポート案として認められるんだろうか…。」
学生「大丈夫ですよ!修士のプログラムの長は、統計知りませんから!」
私「そういう問題でもないような…。
  ちょっと他の統計の人に聞いてみるからしばらく保留にしといて…。」
学生「分かりました!あんまり心配しないで下さい!
   私、一生懸命勉強するタイプですから!」

私「…。」

名誉のために言っておくと、修士でも凄くできる学生もいて、
一流大の統計学科の博士課程にそのまま入っても、
間違いなくトップクラスの成績を取れるだろうという人もいる。
また博士課程は学科が学費や生活費を出すので
優秀な学生以外は呼ばない。

しかし、こういう学生を見てしまうと、
数学科に表向きだけ統計コースを作って
統計学の名前をつけた修士号を与える代償はあまりに
大きいと感じるのであった。

注:
自分の大学のことなので書くかどうか迷ったが
どうせ日本語だし書いてしまった。
日本の大学にいたらとても書けない(笑)。


テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

圧倒的に安い米国のプリペイド式携帯電話 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

昨年、日本に帰った時に携帯電話を持ちたいと思い
プリペイド式の携帯電話を調べたのだが、
あまりの高さにびっくりして携帯無しで過ごした。
日本のプリペイド式携帯電話はソフトバンクなどが手がけているが
端末は少なくとも3~5千円くらいであったし、
通話料も6秒9円とかなり高い。

一方、アメリカのプリペイド式携帯電話
(pay as you go などと呼ばれる)は、
ここ数年で通話料がかなり下がった上、
エリアのカバレッジも上がり使い勝手が良くなった。



AT&Tが提供するPay As You Goは、
1分10セント(ただし着信にも料金がかかる)で、
25ドル払えば3ヶ月間、100ドル払えば1年間有効だ。
使い残した額は500ドルまで将来に繰越できる。
一ヶ月の通話平均時間が83分以下なら、
月8ドル33セントで済む計算になる。
端末は中古再生品を購入すれば10ドル前後からある。
大手らしくエリアのカバレッジが広いのが特徴だ。
例えば、デトロイト―シカゴ間の高速沿いのような
ひとけの無いところでも全域をカバーしている。
ただし、契約式の携帯よりはカバレッジが低い。
メキシコでローミングが可能。

T-Mobile も同様の Pay As You Go サービスを提供している。
やはり100ドル払えば1年間有効で通話料は1分10セントだ。
更に累積で100ドル払った顧客は、
2年目以降はチャージした金額に関わらず、
有効期限が1年間延長される。
通話時間が極端に短い人なら、
15ドルだけチャージする事で有効期限が1年間延ばせばよい。
(ただし、通話料は1分33セントと割高になる)。
端末の価格はAT&Tとほぼ同様だ。
メキシコとカナダでローミングが可能。

NET10 はプリペイド式携帯の通話料金を下げる起爆剤になったサービスだ。
TracFone Wireless 社が手がける。
その名の通り、1分10セントが基本だ。
30ドルのチャージで2ヶ月間有効と一ヶ月当たりにすると
AT&T, T-mobile よりも高くなるが、
国際電話の発信が1分15セントだったり、
テキストメッセージが一回5セント
(AT&T, T-mobile は 10-20セント)
だったりするメリットがある。


最近の動きとしては、
プリペイドの一日プランや月額プランを提供する会社が増えている
ことが上げられる。
上記の3社はいずれも、月額50ドルで
通話とテキスト、スマートフォンのWeb閲覧が無制限となるプランを提供している。
それでは毎月払いの post-paid のプランと大差がないようにも思えるが、
手続き、特に加入と脱退の手間がない点、
分かりにくい手数料などが発生しない点が大きなメリットだと言える。

米国のいわゆる後払いの契約式の携帯電話では、
2年程度の長期契約を結ばされる事が多い上、
以下のように(引用元)摩訶不思議な手数料や税金が毎月10ドル以上かかるのが普通だ。

cell-phone-bill-taxes.jpg


だから、アメリカ人の携帯電話の請求書に対するイメージは、
こんな感じなのである(引用元)↓


cell-cartoon.jpg


iPhone や Android が欲しいと思う機会も増えてきたが
普段通話しか使わない人(車社会のアメリカでは結構いると思われる)にとっては
ちょっと我慢すればプリペイド式携帯はかなりお得だし、
またアメリカに出張や長期旅行をする人にも便利かもしれない。


テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

検索フォーム
Twitter

Twitter < > Reload

お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

全記事表示

全ての記事を表示する

最近のコメント
訪問者数 (UA)
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
海外情報
22位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
北アメリカ
3位
アクセスランキングを見る>>
人気記事Top10


(はてなブックマークより)

カテゴリー
最近のトラックバック
お勧めブログ