テニュア制度 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

今日はオリエンテーション二日目。
ランチを除いても7時間も会議室にいた。
(その割には、内容が薄かった気が。。。)

事務的な話が割と多かったが
最後に、テニュア審査の説明があった。
アメリカの大学にいる方はご存知だと思うが
おさらいしておくと、アメリカでは
助教(assistant professor)は
大抵 tenure-track というポジションであり、
学科にもよるがおおよそ最初6年間の業績で
終身在職権のあるassociate professorへ昇進するか、
解雇されるかが決まる。

この二つの地位の間には天と地ほどの差があり
(注:何故か給料にはあまり差がない)、
ともかく昇進するために助教は必死で頑張るわけだ。

審査を申請して昇進する確率は結構高く
100%に近い大学もあるが、
これは審査に通る見込みがある人しか
申請しないからであると言われている。

ペンシルバニア州立大の研究者による調査によると
助教がテニュアを取る確率は全米で53%程度だそうだ。

もちろん、この中には自己の積極的な希望で
別の大学や企業に移ったりするケースもあるので
実質は6割くらいということになるかもしれない。

ハーバードやMITと言った超一流校では、
基準が厳しく、優秀な人が集まっているにも関わらず
テニュアを獲得する率が2割以下ということもあるようだ。

その点、私のいるW大などは比較的テニュアを
取りやすいのでお得感はあるが、今後6~7年は
なかなか大変そうな日々が続きそうある。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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