弱小大学の方がお得なアメリカ -- このエントリーを含むはてなブックマーク



アメリカの州立大学は、
ランキングなどが下位の大学ほど
小人数のクラスで丁寧に教えるという傾向

があると思う。

また、設備なんかもコミュニティー・カレッジ
(日本で言う短大とカルチャー・スクールの中間的存在)の方が、
研究大学よりずっと新しくておしゃれだという話もある。
W大M校にいたとき、地元紙にそんな特集記事が載っていた。

まあ、汚い場所でも研究したい人は山ほどいるが、
汚いカルチャースクールでは客が集まらない
からそんなものか。
(日本の私立なんかはどうなんですかね?)

実際、W大M校からW州立大に移って、
それぞれの大学でほぼ同じコースを持ったわけだけど
生徒の数は約3分の1。

しかし人数が少ない代わりにTAが付かなくなった。
結果、宿題の採点をTAに回せないから、
宿題を集めるのはやめにして、
宿題の中から毎週一題、授業内で小テスト(Quiz)をやることにした
(実は、多くの教官がそうしているらしい)。
この方式は、M校のビジネス・スクールで
保険数学の授業を取った時に初めてみたけど、
教える側の負担も少なく、学生側の力も付くので
よい方式だと思う。
授業時間を食うのがデメリットだが、都合のよいことに、
私の持っている授業は、時間が長い(110分/回×週2回)。

今日は、最初の Quiz を出して採点したのだが、
ヒストグラムを書けない人が結構いる。。。
単なる定義の暗記の問題かもしれないが
相対頻度というのが少し難しいらしい。
まあ、そんなもんだろうか。

ちなみに、来週月曜日はイスラム教の生徒は、
EID という祝日(太陰暦に関係してるらしい)らしく、
水曜日の授業前に追試をやることになった。
アメリカの大学は、祝日をいろいろ気に
しなくてはいけない点は面倒である。

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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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No title

神戸大は何故かイスラム系の男女留学生が多く、皆仲良くやっていて、情報交換もやっているのか成績もいいですね。

community college

僕は大学の最初の二年間community collegeでしたがちょっと後悔してますね。真面目の生徒にとっては意見交換できる人が少なかったり、クラスが楽すぎたり、先生がつまらなかったりします。でも一番のデメリットはコネが作れないこと。教授とのコネはもちろんの事、スカラシップの獲得、リサーチグループ加入、全て大急ぎでやらねばならない。それといきなりJuniorでUniversityへ行くともぉメジャーを変える余裕がほとんど無かったり。ほとんど意思を明確にするまえに卒業が来るみたいな感じになります。大学院に直接行った僕は凄い(笑)。統計学なんて消去法で選んだようなものなのに(笑)。

もちろんCCに入ると経費が浮いたり初級クラスをバンバンパスしたりできるんですが、やっぱりUniversityでの時間がもう少し欲しかった。余りにもCCでの二年間(トランスファーがしやすくなる)に拘りすぎたのかもしれません。まぁ高校時代僕がすっぽ抜けてたせいもあるんですけどね(笑)。

コネ社会

>apeescapeさん:
情報ありがとうございます。
CCや小規模州立大がお得とは言っても、キャリア形成上はリサーチ大学の学部(undergrad)に行くメリットは大きいんでしょうね。アメリカはやっぱりコネ社会ですし。

CCやティーチング・カレッジは、学費が安いとか、実家に近い、というのも魅力的な要素なんでしょうが。

中東

足立さん:

> 神戸大は何故かイスラム系の男女留学生が多く

うちの大学もイスラム系が結構多いです。
見た感じからすると、主に中東出身者です。
アメリカは統計が充実していますが、
中東出身者はWhite に分類されるので
補足しにくいようです。

No title

>ヒストグラムを書けない人が結構いる。。。
CCだと二桁の足し算ができない人とかちょくちょくいる。知り合いのtutorによれば、算数ができない人でもお金のコンテクストで教えるとすぐ覚えられるとか。ただの空覚えを防ぐためにはおもしろい例をあげるのがいい教え人というものですね。

統計学のクラスはいろんな例を作成できるから楽しそうですね。僕が先生だったらバンバン野球の例をあげると思います。イチローが4割打つ確率とか(笑)。

準備時間

>二桁の足し算ができない人

この手の人、アメリカの大学には結構多いのかと思ったら、今のところそうでもないです。わざわざ統計のコースを取るような生徒だからでしょうか。

私は主にデトロイトやW州立大のdemographic データなどを使っています。数学と比べて、統計はクラスを一般人受けしやすくする事は可能ですが、準備に時間がかかります(鬱)。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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