アメリカにおける良い職業 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

アメリカ人ってランキングが好きだ。

でもいま、CNN Money の
よい職業ランキング(Best Jobs in America)
を見てちょっと笑ってしまったのが、
一位がシステムエンジニア(笑)だったこと。
日本じゃ、SEってIT土方の一部みたいなもので
労働環境の悪い職業のトップに来ても
おかしくなさそうなのに。
ちゃんとコメントの最後に、
Drawbacks: Long hours are common;
project deadlines can be fierce.
と書いてある。
本当に、いい職業なの?

ちなみに、3位に入ってる
カレッジの教員というのも疑問

College Professor だと、
いわゆる研究大学で研究しながら教育
してるような人は入らないニュアンス
になると思うのだけど、
彼らは忙しい割りに給料が安くて大変。
しかもPhDは必須。
「夏休みが長い」とか言っても
そもそも無給だから当たり前だしw
教育メインだから
本来はネイティブスピーカーが望ましいのに、
人気がないので外国人とか雇ってる始末。
フロリダのカレッジに就職面接に行ったけど、
なんだかみんな疲れてる感じだったし、
僕にサラリーの額を伝える時は
ものすごい深刻で悲しそうな顔してた。
ちなみに額は民間からもらった
オファーの4割弱だった。

2位のPhysical Assistant とか、
4位のNurse Practitioner とかは、
「お前らが楽してたくさんもらってるから
アメリカの医療が崩壊したんだよ!」
と怒りの矛先を向けたくなってしまう。
自分は、腰痛持ちなので
7位のPhysical Therapistは許せる。
アメリカの医療はひどいけど、
唯一感動したのがちゃんとした
Physical Therapist がいることだ。

まあ、今回のランキングは
「良い職業」ランキングというよりは
「お前らにやって欲しい職業」ランキング
と言った方が良さそうだ。
いずれにしても、システム・エンジニアの方、
英語を勉強してアメリカに来てください(笑)。

順位 職業 (経験を積んだ人の年収中央値)
1. System Engineer (87,100)
2. Physician Assistant (90,900)
3. College Professor (70,400)
4. Nurse Practioner (85,200)
5. IT Project Manager (98,700)
6. Certified Public Accountant (74,700)
7. Physical Therapist (74,300)
8. Computer/Network Security Consultant (99,700)
9. Intelligence Analyst (82,500)
10. Sales Director (140,000)

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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

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No title

よい職業かどうかは人によると思いますね。

私は大学の非常勤のフリーターですが、カッレッジの先生のように給料は安いし、夏休みは無給ですが、理学部常勤の先生のように夏休みに院試などで、ろくに休めない(研究ができない)というのはいい職業とは私には思えません。聞くところによるとほかにも雑用が多すぎらしいですし。短大常勤の時はストレスも多かったです。給料の多いところは、要するにしんどいので、仕事と自分のやりたいことが、一致していないといい職業とはいえないのではないでしょうか。

会社時代のうち、最初の2年くらいは、コンピュータを扱ったりする、いわゆるプログラム土方でしたが、楽しかったですよ。残業は月120時間くらいの時もありましたが。

しかし仕事のしすぎで入院して、数学のことを思い出してからは、仕事がさっぱり面白くなくなって、つまらない職業になりましたが、日曜数学者をしながら、お金をためて、数学の勉強をするにはいい職業といえなくもなかったです。

研究職

研究職は本人の希望で就くものなので、強く希望して就いた人には非常に良い職業だと思います。実際、アメリカのサーベイでも大学教員の職業に対する満足度は最高レベルです。

私が言いたかったのは、他の職業と比べて給料が高いからどう、休みが多いからどう、といってランキングするのはどうなのかな、ということです。実際、例えば、4位の看護師よりも良い職業だから3位の大学教員になろう、という人は多分殆どいないですよね。全ての職業を比べるのであれば、全ての人にとって価値を見出せるような指標で比べないと意味がないのでは、と思いました。誤解を招く部分があったことを、お詫びして訂正します。

時間の自由がきく点に関しては、そのうち少し詳しく書こうと思います。

SE

指摘されて思い直しましたが、SEという仕事もやはり満足度は高いのかも知れませんね。

日本でサラリーマンをしているときにシステム開発に少しだけ関わったことがあるのですが、発注側にいるSE(少数派?)はともかく、請負側にいるSEはプレッシャーが大きくて大変そうだと思いました。

現役SEの方、読んでいましたらコメントよろしくお願いします。

給料が

2. Physician Assistant (90,900)
に驚きです。そんなにもらってるのか、あの人たち・・・

そして、
6. Certified Public Accountant (74,700)
も意外ですね。
日本では会計士や弁護士などのサムライ業は、沢山もらえるってのが常識ですが、こっちは希少価値が無いんで大変なのでしょうね。

システムエンジニアは、本当にアメリカに来たほうが報われるのでしょうね、給料的には。。

高すぎ

Physician Assistant の90,000ドルは高すぎですよね。思わず娘に勧めたくなりました。あくまでまだ3歳だけど。

会計士は、解説文に「資格とるために150時間の勉強
が必要」と書いてあったんですが、数学じゃ150時間じゃ教科書一冊読め切れないです、私は。

No title

現場を知らない人の言うセリフですね。私はアメリカでRNをしてますがPhysician assistant やNurse practitioner の仕事は楽ではありませんよ。そしてこれらの職種は日本にはありませんので日本とは比べられません。専門の知識を勉強した人が責任もって患者に対応し、医者と交渉し、それ相当の給料をもらっているのです。アメリカの医療は日本より進んでいますし携わる医療チームも様々に分かれています。とても高度ですし働いている人たちも仕事にプライドを持って従事しています。文句言う前にもっとアメリカの医療の世界を勉強しましょうね。

No title

ナースさん:

現場からのご意見ありがとうございます。確かにそういう面はあるかも知れません。
でもね、ゴールドマンサックスの社長でも自分の給料高すぎ、とは言わないわけですよ。
この国の医療費の異常な上昇を考えると社会常識として給与水準が高すぎであるということは、
知っておいて頂いた方が良いと思います。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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