貧乏人はスポーツクラブに -- このエントリーを含むはてなブックマーク

1ヶ月ほど前にスポーツクラブに入った。
中西部の冬は寒いので極度の運動不足になりがちだし、
不健康な生活をしていると冬は咳が長期間止まらなく
なるので、それを避けたいというが主な理由だ。
それに、健康になって寿命が延びれば、
人生で遊べる時間も長くなる。

アメリカのスポーツクラブは
日本のそれとほとんど同じで会費制になっているが
ホームページを見ても価格が載っていることは稀だ。
要するに、信用ならない商売をしていて、
需要動向や客の様子を見ながら臨機応変に
価格を変えているということだろう。

アメリカは基本的にこの手の中高所得者層向け(?)
ビジネスは割高な感じがするのだが、
ビッグ3の経営不振で
経済危機状態にあるデトロイト周辺では
スポーツクラブも供給超過に陥っており
割安になっているようだ。

雰囲気の良い高級なクラブと
最近できたチープなクラブを見学したところ、
前者が月60ドル弱/人、後者が月30ドル/人だった
(プールのないクラブはもっと安いところもある)。
貧乏な我々は、
コスト・パフォーマンス、行かないリスク、
暫定的な選択、
などともっともらしい
理屈を並べて自分達を納得させた上で
必然的に安い方のクラブを選んだ。

利用してみると、
25mと聞いていたプールが
泳いでみたら25mないことが分かったり、
と問題がないわけではなかった。
しかし、アメリカ人は水泳が嫌いらしく
みな自転車とかウエイトリフティングとか
安い設備ばかり使ってくれるので、
水泳のために行っている自分にとっては
混雑せずになかなか快適である。

もっとも、アメリカでは年が明けると
みな今年は運動をしようと決心するらしく、
1月だけはスポーツクラブが混むそうだ。

それより何より驚いたのは、
必要な時以外は決して運動しない
という野生動物のような性格の妻が、
いきなり毎週2回運動するようになった
ことだ。
元を取る、という強力なインセンティブが
働いているらしい。

スポーツクラブというのは金銭的に無理して
入るくらいがいいのかも知れない。


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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

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No title

奥さんは面白い方ですね。

夫婦で他の人と会うとよく、「似ていますね」と言われる
のですが、妻は怒っています。

No title

>要するに、信用ならない商売をしていて、需要動向や客の様子を見ながら臨機応変に価格を変えているということだろう。

所得水準のバラつきが激しい(が低所得者層が無視できない購買力を持っている)場合にはそうなりますね。大量の小額クーポンやメールインリベートがいい例です。

安いとこだと友達がCostcoで二年間のメンバーシップを$299で買ってました。

安いフィットネス

>大量の小額クーポンやメールインリベート

うちは所得が低いのでよく集めてますw

プールがない所だとかなり安いところがありますね。
例えばここは月10ドル↓
http://www.planetfitness.com/ClubOffers.aspx?clubid=10361
倉庫に所狭しと運動器具を並べただけで私には養鶏場にしか見えません。私の入ったクラブが高級クラブに思えてきましたw

ジム

これは(ある意味)凄いw。突き詰めすぎ。。。

大学のジムは一学期$10なので払ってもインセンティブが全く働かず足が遠のいています。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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2.Matematical Statistics and Data Analysis
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