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数学は自然科学と恋愛の道具 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

昨日、「婚活で成功したい女性はまず数学科に行くべき」
をエントリーさせて頂いたが、
理詰めで書きすぎたために
我田引水な印象を与えてしまったかも知れない。

そこで今日は
数学を学ぶとどういう風に
ロマンチックな恋愛ができるか
という短いエピソードを一つ紹介したい。

まだ若かった冬のある日、
私は数学科の女性とデートをした。
場所は都内でもよく知られる
少しおしゃれな観光スポットで、
そこで一日遊んだ後、夜になって近くにあった
イタリアンレストランに入った。
前菜、パスタ、メインなど3、4皿を注文して
シェアをすることにしたように記憶している。

そこは、ビストロ風の庶民的な店だったので
軽くワインを飲んで他愛のない話をしていると
料理は次々に連続的に(いや離散的に)運ばれてきた。

私はその中でニョッキのプレートを彼女より先に取った。
そのニョッキは、団子のように丸く大きくて、
数えたら、確か全部で13個あったと思う。
彼女が大食いだということはよく知っていたので
私は6個だけ取って食べ始めた。

彼女が別の前菜を食べ終えて、
ニョッキのプレートを手に取ると、少し考えて、
「このニョッキは、いくつあったの?」
と尋ねた。私が、13個だ、と答えると、
「思った通りね。あなたは、奇数個だったら
きっと半分未満しか取らないと思ってた。」
と彼女は嬉しそうに答え、7個のニョッキを食べた。

彼女が英文科だったら、
「どのくらい取った?」とは聞くかもしれないが、
その場合、私の私の答えは「半分取った」になっただろう。
そこからは、ロマンは何も生まれない。

そう、
数学とは理系のキモオタとでさえ
ロマンチックな瞬間を作ることのできる
素晴らしい道具なのだ。




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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

議論を面白くするためにdevil's advocate...

1)「ロマンチック」の定義が、文系のひとと理系の人で異なるという可能性は? --すいません、上記の会話、半文半理系の私にはロマンチックなのかよくわかりませんでした

2)文系の男性は婚活に成功しているのか?


3)2に関連して、選択肢が広ければ成功率が上がるという根拠は?ーー量より質の問題は?下手な鉄砲数うちゃ当たる理論かな?


4)文系の女性は文系の男性の方が話が合うのではないか? ーー特にハードサイエンスの理系の男性の話は、たまにマニアックすぎて、ついていけない自分がいます。私個人の知的レベルの問題かもしれませんが(笑)


わたしの個人的なセオリーでは、mating behaviorにおいて、経済力、性格、容姿、性的能力のうち、何か一つ妥協すれば成功(結婚相手を見つける)する確立が高くなる。2つ妥協するともっと成功率が上がる、3つ妥協するとさらにアップ。媒介要因としては、自分にかけている因子を相手にも求めないとさらに成功率が上がる。

結婚相手が見つからないと言っている人は、この4つの因子のどれもを満たそうとして非現実的な希望を持っているから結婚できない。

まあ、結婚相手をみつける能力と結婚生活を維持する能力はたぶん相関なさそうなので、複雑ですね。


いつか実証研究としてやってみたいなあ。少子化対策の一環として研究費もらえないかな。


きっと、数学の好きな人どうしならうまくいくのでしょうね。

不得意分野

toyojiroさん、素晴らしい食いつきですw

1)ですが、ネタがつまらないのは私のセンスがないせいです。すみません。

2)確かに統計を見たことがない。結婚相談所からデータを入手する必要がありそうです。私の周りでは文系の方が早く結婚する率は高いです。

3) 特段の強い仮定を置かなければ全体としてはそういう解釈になると思います。

4) それはそうですよ。しかし「コンピューターが得意な現職の職人工も弱者に職を譲ったりしない」のです。

恋愛ネタはどうみても私の得意分野ではないのですが、この手のネタは受けが良いのでブログ運営に迷いが生じてしまいますw

No title

いえいえ、こういうあいまいなことを数学的に考えるというセンスがとってもいいと思います。ときどき、是非(笑)こういうネタで書いてください!

三十路半ばで婚活中の友人たちを思い浮かべながら読んでいまして、いろいろ考えるところがあったわけです。

恋愛成就の最大の問題点は、理論的思考がそれほど影響力が無いということではないかと思います。理詰めでアドバイスしても効果が無い、かといって感情の赴くままにアドバイスしても効果ない、わかていても行動に反映できない何かがあるように感じます。

ネタがつまらないとは、ぜんぜん思いませんでしたよ。ただ、こういう会話をロマンチックと見る人がいるというのが新鮮な発見でした。私たち夫婦の会話はとっても幼稚なので。。。。。一応二人とも院卒なんですが、家庭では子どもに返ってます(笑)

No title

行動面では、見つけた獲物は逃がさないという動物的な能力が一番重要なように思いますw そういう能力は本能的なものなので、変えるのは難しいでしょうね。
数学には「数覚」が必要、と言った数学者がいましたが、結婚には「婚覚」が必要なのかも知れません。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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