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デトロイト)金融危機以来初めて地価が上昇 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

2009年8月分のS&P Case-Shiller 指数が発表され、
季節調整済み計数で見たデトロイト都市圏の地価
2006年2月以来、3年半ぶりに上昇に転じた。
3年半の間にデトロイト都市圏の地価は45%
下落していたが、8月は前月比で1.0%上昇した。

地価に関して、私のような素人は情報弱者であり、
プロの投資家が本気でリアルタイムの情報を集めれば
一般人より1~2ヶ月近く先のデータを収集することができる。
このS&P Case-Shiller指数は、公表が遅いが
それでも、私のような一般人にとっては
最も信頼性の高い情報の一つである。

T市の住宅情報を Zillow 等のサイトでチェックしているのだが、
7月後半以降、極端に安いフォークロージャー(銀行差し押さえ物件)が
急速に減少しているという感触を持っていたので
今回の公表値は概ね実感と合うものだ。


ビッグ3をはじめとする製造業の不振は
デトロイト圏に甚大な影響を与えており、
地域の将来の見通しは総じて暗い。

それでも製造業からサービス業へのシフトが進んでいる
北西部・西部は「相対的には」経済的なダメージが小さいので
地価の見通しも南部に比べれば若干良いようだ。

今後は自動車産業の立ち直りももちろん大事だが、
サービス業を中心とした新産業の育成で
北部が成長を主導するようにならなければ、
デトロイトの明るい将来は見えてこないだろう。



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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

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No title

45%下落して1%上昇ということは、元から見たらというと変ですが、0.5%でせいぜい下げ止まりかも、と言える程度かもしれませんね。

日本では地価バブルがはじけて以後、多少の変動はあったですが、結局不良資産として損失処理を政府資金導入でして(竹中さんが主としてやった)、格付けなどを上げて信用不安をなくして、多くの銀行が政府資金を最近完済したようですね。

地価と不良債権

地価が落ちること自体は私は構わないと思っています。これまで上がりすぎたのがおかしかったし、適正な水準まで下がった方が取引や住宅投資も活発化するので。問題の一つは、地方政府の地価税収入が減少して、財政が非常に悪化していることです。増税法案はなかなか地方議会を通りません。連邦政府がもうちょっと手を打つべきだと思います。

日本のバブルの際は税金投入の出だしは遅かったですが、最終的には非常にうまくやりましたね。アメリカももうちょっと見習わなければなりません。

デトロイト大都市圏の住宅地の平均価格等(単位:円/m2)

住宅地の平均価格等(単位:円/m2)

アメリカデトロイト大都市圏
ミシガン州トロイ(デトロイト都市圏) 7,000
ミシガン州ローチェスターヒルズ(デトロイト都市圏) 7,000
ミシガン州ロムルス(デトロイト空港の近くの都市) 700
ミシガン州バーミンハム(デトロイト都市圏の一部高級住宅地) 36,000
ミシガン州ブルームフィールドヒルズ(デトロイト都市圏の一部高級住宅地) 30,000

アメリカ30都市圏平均
合計 5,180
一部の高級エリア 15,600
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Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
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2.Matematical Statistics and Data Analysis
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   応用も充実。学部上級。

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