怪しい自動車整備工場(3日目) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

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今日は、午前10時に車を受け取る予定だった。
昨日は、9時45分にかかってきたので少し油断していたら、
10時10分になっても電話がかかってこない。

こちらから電話したら、

「もうできている。10時35分に迎えに行く。」

とのこと。おい、35分も遅れて何の謝罪も言い訳もなしかよ(怒)
と今日はいきなり怒りモードになる。

10時45分になっても来ないので再び電話。
すると、

「15分前に出たんだけど、道に迷ってるんじゃないかなぁ。」

とかほざいている。しかし、奴は既に昨日も一昨日もうちに
来ているし、迷うはずがない。修理工場からは4~5マイル
離れているが、曲がる場所はたった2回しかない。
T市周辺は道路が1マイル毎に碁盤の目になっている上、
私のアパートはその1マイル毎の幹線道路に面している。

11時になっても来ないので、ついに切れて電話で怒鳴り込む

どうなってんだ!
一昨日の午後に受け取れるはずが二日も遅れて
時間も守らないなんて許容範囲を超えてんだよ!
15分経ったら警察に電話するからそれまでに
絶対に連絡とって折り返し電話しろ!
分かったな!

と言って電話を切る。すると5分くらいで来た。
どのタイミングで出発したのかはよく分からない。
少なくとも10時45分よりは後だろう。

また不具合があるといけないから、
チェックのために整備工場まで私が運転したい、
と伝えて運転席に座る。

サイドブレーキは一見、直っている。
幹線道路でUターンをすると前輪の足回りから
きしむような音がする。これは昔からだ。
隣りに乗っている奴は、それにびびっている。

お前がいじったのは、エンジンと後輪ブレーキだけだろ。
そんな関係ないところでこいつは何をびびってるんだ?

と呆れる。

整備工場に着いた。私は計画通り小額のチップを渡そうとする。
これは感謝の気持ちではなくて、サイドブレーキの調整で
金を取るとごねだした場合に備えての心理戦だ。
この手の肉体労働者に対するチップというのは基本的に
トラブルや自分のreputation riskを避けるためのものであって、
感謝して払うものではないと思っている。
奴は、受け取らなかった。
修理はダメだが、意外といい奴なのかも知れない。
そしてすぐに工場に戻っていった。

家に帰って、
エンジンを停めてサイドブレーキを引くと
また緩くなっていることに気付いた。
理由はよく分からないが、整備の仕方によってこういう
ことが起こりうるというのはネットで読んだことがある。

もう一度頼むのは得策ではない。
とりあえずブレーキだけ
ディーラーで再点検してもらうことにした。

そう言えば、よく考えたらタイミングベルトって、
ちゃんと取り替えたかどうか確かめる手段がない。


―結びに代えて―

こんなストレスフルなことをブログでネタにできるのも
アメリカ生活はトラブルがつきものと諦めているからだ。
私がアメリカに来る直前、日本の職場で尊敬していた上司から
「アメリカ生活にトラブルは付き物だ。
それを楽しむくらいじゃないとやっていけないよ。」

とアドバイスを受けた。

節目節目で大切なことを教えてくれた素晴らしい人だった。


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なぜ資格試験や教育が必要なのか

「大学生は多すぎるのか」というポストに対するコメント欄で、司法試験制度について議論があったので資格制度一般について論じてみる。医師国家試験についてはちょうどこちらで提案がなされている。 何故試験や教育が必要かを考えずにどのような試験や教育が望ましいかを

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No title

悲惨ですね。まぁCar Talkが人気ラジオ番組ですから(笑)。しかしジムのおっさんといい、これといい、Willyさん結構心理ゲーム好き(?)ですね。

英語の練習

最悪の場合は「これも英語の練習だよー」と思うことにしていますが、今回の場合はお金もかかっているので…、しゃれになってません。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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