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吉田耕作教授の統計学的思考術(日経ビジネスオンライン) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

日経ビジネスオンラインが
統計学者・吉田耕作教授の「統計学的思考術」
というコラムを始めたようだ。

既に2回分のコラムが出ているので今読んだが、
最も控えめに表現しても釣りとしか思えない。
連載一回目の要旨は、

「全体のうち半分の人々の成績は、平均以下」

ということらしい。申し訳ないが高卒以上の人に
説明は必要ないと思うので、省かせて頂きたい。

連載二回目の要旨は、要約すると、

時系列の情報 X(t)は tによって値が変動するので
X(t)の分布を見なければいけない

ということらしい。時系列データがわざわざ横軸に
時間を取っている理由は何なのか?
申し訳ないが2次元以上の世界に住む人にとって
説明は必要ないと思うので、省かせて頂きたい。

わざわざ学者まで雇って
なんでこんな連載コラムになってしまったのか。
マスコミは数学や科学に関して
難しいことを分かり易く説明しようとして
単に誤った情報を垂れ流していることが多いように思う。
編集者が内容をきちんと理解しないで
口を出すことが一因だろう。

正しいことが分かりやすいとは限らないし、
全ての概念が一つの図で説明できるわけでもない。

それにしても、もう少し納得のいく書き方はなかったのか。
例えば「統計でウソをつく方法」
というベストセラーがあるが
数学的知識を仮定することなしに、
面白くかつきちんと統計的な概念を説明している。
この本は50年以上も前にアメリカで出たものなので
例や構成を現代の日本人受けするように変える
だけでも、それなりに面白い本は書けるだろう。

いずれにせよ、
インターネットでは一番大事なのはattention だから、
統計学者にとっては
統計学に関心が集まるのは良いことだ。

このまま釣り路線でいくのか、
徐々に本格的になるのか、先は読めないが
3回目以降に期待したい。





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ジャンル : 学問・文化・芸術

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Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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