社会人の英語勉強法 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

アメリカの大学院には入学試験がないので
日本の大学や大学院に入学するよりは明らかに敷居は低いだろう。
しかし、日本人にとっては英語の試験とか、
応募書類の作成といったものにそれなりに時間を取られるので
社会人にとって時間的には大変厳しい。

留学した他の友人に話を聞いても、
毎朝4時半に起きて出社まで英語を聞いたとか、
TOEFLのスコアを上げるために数ヶ月間は
一日4時間リスニングをやった
とかいった話には枚挙に暇がない。
これらの例は、要領の悪い人ではなくて
東大に余裕で入ったような人たちの話である。

大体、大学院に留学しようと思うような社会人は仕事が忙しい。
しかし、あまりに睡眠時間を削ると知的活動に支障が出るので、
合間を縫って勉強しなければいけない。

朝食をとりながら英語のCDを聴き、
駅まではMP3プレーヤーなりで英語を聴き、
通勤電車では英文を読んだり単語を覚え、
出社まで喫茶店で1時間くらい各種英語の勉強をする。

私は幸い、昼休みが1時間取れる職場だったので
昼休みは一人で行動して、1時間を3つに分け、
20分で食事、20分は英語の勉強、20分を睡眠に当てた。
最後の追い込みの時は、エレベーターの中や
食堂の列に並びながら参考書を見ていた。

帰りの電車も行きと同様。
ただし、疲れているのでどうしても能率は落ちる。
基本的に留学を優先させたいなら勉強は朝やるべきだ。

土曜日は留学用の予備校に通う。
当時付き合っていた彼女には
予備校の近くの喫茶店で授業が終わる時間に
待っていてもらっていた。

日曜日は、とりあえずゆっくりして夕方から
おもむろにちょっとした宿題をやり、
夜9時半頃かネイティブの家庭教師の家に行って
エッセイや会話を習った。
細かいことだが、日曜の夜にこういう予定を入れると
「明日は月曜日だ」というブルーな気持ちにならなくて済む。

そんな風に勉強していくわけだが、
やはり時間のある人には勝てない。

そんな人のために留学予備校には
ゴールデン・ウィークの集中講座というのがあったりする。
私の取った講座は確か4~5時間の講座だったのに
休み時間がほとんどなかった。
一度だけある10分休みに、コンビニにダッシュして
おにぎりを買いに行くはめになるという
極めて理不尽なスケジュールであった。
プリンストン・レビューはその点は改善すべきだ。
そんな講座を取りつつ、通学時間や家でも英語を聴く。

TOEFLの試験は確か日曜・祝日にはないので、
前々から上司に頼んで連休明けの
5月6日の有休を申請しておく。

5月6日、留学準備中の友達と
TOEFLの試験会場で偶然会った。
偶然というよりは必然かも知れない。
私が大学院に提出したスコアは5月6日付けのものだ。

あの頃の努力を思い出すと、
今はなんて怠惰なんだと自己嫌悪に陥る。

もちろんこれは
単語集の短い例文が理解できなかったレベルの人
の留学準備体験なので、
英語が得意な人は話半分に聞いて欲しい。



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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

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匿名コメントさん:

統計とか数学みたいな分野は紙かホワイトボードみたいなものがないと遠隔地同士でやるのは難しいと思うので遠慮したいと思います。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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