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学際的な分野の大学院の選び方 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

以前に、W大M校の韓国人の友達が
ビジネススクールのPhDプログラムを狙っている
という話を書いたが、
あろうことか、彼は私に推薦状の執筆を依頼してきた。

私のようなビジネス・スクールと何の関係もない数学科の
新米のファカルティに推薦状を頼んでも何の効果もない
と思うのだが、友達だから甘めに書いてくれるだろう、
という期待もあったのだろう。
書いた内容はとりあえず伏せておく。

昨晩から少し構想を練ったあと
今日は午後からおもむろに推薦状を書いた。
最初は誰かに見てもらおうかと思っていたのだが、
面倒だし意外に良い仕上がりなんじゃないか?
と勝手に自分で思い上がってしまったので
そのままガシガシとオンラインでアップロードして片付けた。
それでも、丁寧に個別学校名を入れて書いてあげたので
全部入れたら4時間くらいかかったように思う。

推薦状がオンラインになってからは、
郵便の確実性や所要時間を気にする必要はなくなったが
一校ずつ別々に処理しなければならなくなったので
全部紙で書く場合に比べて楽かどうかは微妙な問題だ。

彼は、去年は確かファイナンス関係のPhDに出願していたのだが
今年はマーケティングとオペレーションズ・リサーチに
志望を変えたらしい。

オペレーションズ・リサーチ(OR)もまた、
統計と似て極めてニッチな分野だと思うのだが
その研究内容から、結構資金が獲得できるらしく、
アメリカでは割と規模が大きい。
OR学科は、工学部にあったり、
ビジネススクールにあったりといろいろなので、
工学部を選べばアドミッションはそれほど厳しくないだろうし、
卒業後は希望次第でBスクールのファカルティにもなれる。
以前の記事にも書いたが、
彼の目標は、Bスクールの教授になることらしい。
それが目標の置き方とし妥当かどうかは別として、
目標を所与とすれば可能性の高い実現方法を
考えることには意味があるだろう。

正攻法が難しいときは、
こういうニッチを狙うという戦略はとても大事だ。

統計に関しても、今は知らないが昔は
統計学科より生物統計学科の方が人気がなかったので
とりあえず生物統計学科(Biostatistics/Bioinformatics)に入っておけ
などというアドバイスもどこかで聞いた事がある。

大学院やアカデミックの市場は、
株式市場のように完全な市場ではないので
情報収集をしたり入念にキャリアプランを練ったり
ということが極めて重要である。




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テーマ : 留学・留学生
ジャンル : 学校・教育

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biostat/bioinfo

>とりあえず生物統計学科(Biostatistics/Bioinformatics)に入っておけ

友達がそれっぽいことをやってますが競争が緩いみたいですね。なんかひどい論文がたくさんあるとか言ってました。そもそもbio系とstat/cs系の話が通じないみたいな。。。

Biostat

生物統計系は求人が極めて豊富なのが良いところです。アメリカでbiostat のMS or PhDを取って就職が見つからないというのは、100%ありえないと思います。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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