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大学院の推薦状について -- このエントリーを含むはてなブックマーク

アメリカの大学院に出願するためには
大抵3通程度の推薦状が必要だ。

これは形式的なものではなくて、
かなりきちんと選考に入るらしい。
経済学などではこの推薦状の比率はかなり高いようだ。
理工系でも、学生個人の能力を測りにくい実験系の分野では
理論分野に比べ、推薦状の比重が重くなるのは間違いないだろう。

通常、その分野で名前の通った教授ほど、
自分の推薦状の信頼度を落とさないために
客観的に推薦状を書くといわれている。
したがって、有名な教授から内容の良い推薦状を
書いてもらえばアドミッションではかなり有利になる。
また超有名な先生でなくても、分野や出願先によっては
強いコネクションがある場合もある。

あるいは、有名な先生でなくとも
応募者を良く知る立場の人が説得力のある推薦状を書けば、
下手に有名人に月並みな推薦状を書いてもらうより良い
印象を与えられるかも知れない
(しかし、PhDはアカデミックなプログラムである以上、
全くの素人が書いたものでは効果がないだろう)。

そんなわけで、「自分を良く知る人」、
「身近にいる著名な人」というのまずがキーになる。

それ以前の問題として時々あって困るのが
「推薦者がどうしても3人見つかりません」
という相談だ。

冷たいようだがこれに対する単刀直入な答えは、
「じゃあ、諦めてください」
ということになる。

大学を卒業していれば
少なくとも3人以上の先生の授業を受けているはずだ。
それ以外にも、探せばいろいろなところに
つながりは求められる。
推薦状に求められているのは、
主に他の人とのつながりだ。
自分できちんと書いてくれる人を探し、
その人を説得して良い推薦状を書いてもらう、
というプロセス自体が入学選考なのである。

その第一歩で躓いてしまっていては先が思いやられる。

そういう私も
統計学をほとんどやったことがなかったので、
推薦状を書いてくれる人を探すのは暗中模索だった。
一度しか会ったことのない先生を訪問して頼み込んだら、
幸運にも推薦状を書いてくれたばかりか、
親切にもかなりの時間を割いてくれて
留学のアドバイスまで頂いてしまった。

もちろん私は良い先生に恵まれたと思うが、
そもそも日本の大学の先生というは大抵は親切であると思う。
試されているのは、
実は出願する人の積極性の方なのだろう。



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テーマ : 留学・留学生
ジャンル : 学校・教育

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>匿名さん

コメントありがとうございます。お役に立てて幸いです。あまり考えすぎずに、気楽に積極的にいきましょう。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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