fc2ブログ

Brio -- Tuscan Grille 【デトロイト】 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

先日、Brio というイタリアン・レストランに行ってきた。
Troy市で最大のSomerset というショッピングモールの中にある。
レストランと言っても全米17州に展開しているチェーン店の一つだ。
W州M市は、地元の人が経営している小さなレストランが多かったが
Detroit州郊外は都会のせいか、一人30ドル以上の価格帯のレストラン
でも、やたらとチェーン店が目立つ。

基本的に安っぽさは否めないが、
店内の内装はチェーン店にしては結構頑張っているし、
料理もまあ、ビストロとは呼んで良いレベルだ。
客層も、近所のおばさま方とか、家族連れ、20代の若者の集まり
みたいのが多いので、子供連れで言っても気を使うことはないだろう。
もっとも、スーツを着た人たちも見られた。

前菜は、エビと茄子の胡椒炒めみたいのを注文。
味付けはやや濃いが、きちんと炒めてあるし無難な出来。
メインは、羊のローストを注文。
アメリカの肉の焼き加減は注文通りにならないことがある、
と以前に書いたことがあるが、注文通りミディアムレアで出てきた。
アバラ2本分のラム・チョップが4切れだったので、
アメリカにしては結構軽めの盛り付けである。
赤ワインのソースも、別に特に良くはないけど無難な出来。
やっぱり、チェーン化されているような店は合理的なので
アメリカ風の「食べきれないくらい出す文化」も
廃れてきているのかも知れない。

飲み物は、グラスでPinot Grigioを一杯頼んだが、
ワインについて語るべきような店ではないだろう。

デザートはなんかイマイチな感じなので注文しなかった。
家に帰って、ハーゲンダッツでも食べた方がお得だろう。

娘は、外食だとあまり食べたがらないので、
パンとジャガイモばかり食べていた。
料金は実質大人2名分でで85ドル(チップ込)。
二人ともアルコールを頼めば、90ドルは超えただろう。

大きな欠点はないが、雰囲気に比して若干割高な感がある。
ちょっと久しぶりの気楽な集まりなんかに使うにはいいが、
気合を入れて行くような店では全然ない。

ブログ内の関連記事:
デトロイト)Big Rock Chop House
アメリカの食材 (とPolish Market ) 【デトロイト】

スポンサーサイト




テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

比較

Willyさん
料理も分からず値段だけの感想ですが、「高い」。

もしマカロニグリル、オリーブガーデン等の廉価イラリアンチェーンとのコストパーフォーマンスの比較をしていただければ幸いです。

どちらにしても絶対価格が高いので、コストパーフォーマンスが良いとされても、いきそうにありません。

駄コメントですいません。

No title

YSJournalさん:

マカロニグリルには行ったことがないですが、オリーブガーデンは普通のファミレスじゃないですか。Brioは、曲がりなりにもチェーン展開している「レストラン」なので、値段も品質もずっと高く、比べるのは難しいです。

ジャンルは違いますが、例えばPF Chang とかよりももう少し頑張った感じだとお考え下さい。

THX

Willy,
知らないレストランなので、的外れな質問でした。PF Changの頑張った感じは、内装では無く、味の事ですよね?

オリーブガーデンも昔はトンでもないイタリアンだったのですが、最近改善が進んでいると思います。マカロニグリル、オリーブガーデン、TGI、等、エントリーの価格帯が$$15前後のレストランの味が、ここ2-3年で良くなった様な気がしている感じがして、オリジナルの質問となりました。

それとも私の味覚が、長いアメリカ暮らしてついにダメになってきているのかもしれません。

No title

>エントリーの価格帯が$$15前後のレストランの味が、ここ2-3年で良くなった様な気がしている感じがして、オリジナルの質問となりました。
>それとも私の味覚が、長いアメリカ暮らしてついにダメになってきているのかもしれません。

これ、私も思うんですけど、2004年に私がアメリカに来た頃に比べるとレストランの味ってずいぶん改善しているような気がするんですよね。シカゴの安いレストランなんて、2004年当時はなかなかまともな店がない感じでしたが、今は安めのチェーンに入っても取り敢えず食べられるものが出てきますし。でも、確かに私の味覚がダメになっているだけかも知れない(笑)。

イタリアンと中華で比べるのは確かに難しいんですが、まあ味も価格帯もBrioはPF Changよりちょっと頑張ってるかな、という感じはします。Somerset Mall の中だと、J Alexander's の方がボリュームがあるので、みんなでシェアするなら得という気がします。 J Alexander'sはグリルですけども。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

検索フォーム
Twitter

Twitter < > Reload

お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

全記事表示

全ての記事を表示する

最近のコメント
訪問者数 (UA)
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
海外情報
33位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
北アメリカ
4位
アクセスランキングを見る>>
人気記事Top10


(はてなブックマークより)

カテゴリー
最近のトラックバック
お勧めブログ