金銭では表せない留学のメリット -- このエントリーを含むはてなブックマーク

先週は久々に母校のあるウィスコンシン州マディソン市に行ってきたが
良いところだったなあ、としみじみと感じた。
大学街は夜遅くなってもたくさんの学生が行き来していて活気があり
学生以外の人達も概して、親切でリベラルである。
M市は人口わずか20万人余りの寒さが厳しい田舎町だが
私も妻もこの町が大好きだ。

一方で、私がこの町を大好きになったのは土地柄のせいだけではなく
一人の学生として人間関係を築くことができたことが大きいと思う。
いくらエステに通っても、加齢臭防止グッズを使っても
本当に若返ることはできないが、アメリカのようなリベラルな国で
大学院に入学すれば簡単にあの学生時代に戻れてしまうのだ。


もちろん、社会人の大学院留学の機会費用とリスクで述べたように
経済的なインパクトは入念に見積もる必要があるが、
これは効用関数で見ると多くの人にとって
相当に大きなプラスのインパクトがあると思う。


妻は宝くじを買うのが好きなのだが、私は
「宝くじが当たったら、論文書きながら一生学生をやるから(笑)」
と話している。
ちなみに妻は「宝くじが当たったら離婚する!」と言っている。
いずれにせよ、確率はほぼゼロなのでどうでも良い話だ。

ブログ内の関連記事:
社会人の大学院留学の機会費用とリスク1(機会費用)
社会人の大学院留学の機会費用とリスク2(日本での雇用リスク)
社会人の大学院留学の機会費用とリスク3(適応リスク)
社会人の大学院留学の機会費用とリスク4(希望的観測バイアス)
社会人の大学院留学の機会費用とリスク5(セーフティーネット)
社会人の大学院留学の機会費用とリスク6(複線的なキャリアパス)

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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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Mega Million

Willyさん
もし、奥さんがメガミリオンを買っているのなら、私のライバルです。(私は$100Mを超えないと買わないのですが)

宝くじが当たったらと言いながら、実際は買わない人が多いのですが、買う様になると、当たるかもと言う根拠の無い感情がわき、ちょっと幸せな気分になります。基本的に自分がアホーの様な気がして、自己嫌悪に陥るのですが、スターバックス3杯分と良い勝負な気がします。

マディソン、良い街ですよね。アナーバーでは、ちょっと俗っぽいですかねー。

その通り

僕も同じ事を感じました。
アメリカでは年齢というバリアがない(低い)ため、アメリカの大学院に入学すると、精神的にかなり若返ります。
学生でも結婚している人も結構いるし、外見とくに白髪など、年齢と結びつけて考える人はいません。日本人は10歳ほど若く見られることもあるし。
もし十分な収入が得られるのなら、一生学生でいるのは楽しいだろうなぁ。

No title

YSJournalさん:

買っても当たる確率はほぼゼロなので、私は"もし買って当たったら"と空想することにしています。
アナーバー通過したことはありますが、きちんと街を見たことがないのです。今度、行ってみます。

Yoshiさん:

やっぱりそうですよね。私は大学院入学前にホームステイ(というかアパートの一室を借りたイメージ)をしながら語学学校に一月半ほど通ったのですが、二十台後半でこんなに楽しいことがあるとは思いませんでした。

学生は楽しい

確かに英米圏はキャリアに対する固定観念が低いのが魅力ですよね。
いつでも学生に帰って学べばよい、という。

日本で年食っても学生やっていたら、居心地悪くて仕方ないのにね。
後はお金の問題ですよね。

日本に帰って仕事するのやだなー笑 (本音)

No title

Lilacさん:
>日本に帰って仕事するのやだなー笑 (本音)

じゃあ、博士課程進学で決まりですねー(ニヤリ)。

やっぱり敷居が高い

過去のエントリも読んでの感想ですが、無収入の上、年間400万円は出せないですね。子供の進学費用の捻出にも悩んでいる現状ですので。(苦笑)
金銭的な障害を除いても、語学力の壁がありますけど。(笑)30代後半に時間と金かけて英語を本格的に学習したんですが、中学時代に刷り込まれた間違った英語が邪魔して、全然、TOEICのスコア伸びなかったですしね。
縁が無かったものとあきらめてます。(苦笑)

No title

野田一丁目さん:

まあ、博士課程だとお金はあんまりかからないことが多いんですけどね。子供にはお金をかけられないので手間をかけてます(笑)。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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