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子供のなりたい職業を国別に調べると -- このエントリーを含むはてなブックマーク

クラレは、子供がなりたい職業を毎年発表しているらしい。
結果は以下の通りだ。

●日本(クラレ, 2010, 6歳)
[男の子]
1) スポーツ選手
2) 警察官
3) 運転士・消防士
4) 消防士
5) 職人
6) パン・ケーキ・お菓子屋
7) 学者
8) TV/アニメキャラクター
9) パイロット
10) 医師

[女の子]
1) パン・ケーキ・お菓子屋
2) 花屋
3) 芸能人・タレント
4) 教員
5) 看護士
6) 保育士
7) スポーツ選手
8) 美容・理容師
9) 医師
10) アイスクリーム屋

適当にググって諸外国のものも調べてみた。

●米国(Forbes, 2006, 順不同)

- Astronaut
- Athrete
- Dancer
- Doctor
- Firefighter
- Lawyer
- Movie Star
- Police Officer
- Rock Star
- Writer

●イギリス (Creative & Cultural Skills, 2000)
1) Doctor/Nurse
2) Vet
3) Footballer
4) Teacher
5) Actor/Movie Star
6) Writer
7) Dancer/Ballerina
8) Pilot
9) Pop Star
10) Astronaut

●シンガポール (Adecco Singapore, 2009, 7-14歳, 順不同)
- Lawyer
- Doctor
- Teacher
- Police Force


対象年齢などの条件が揃っていないので比較は難しいが
日本と他国の決定的な違いが一つある。それは男女別に
分けて統計をとっていることだ。

きっと小学校高学年くらいになれば子供もこんな統計を
みる機会がある。いいかげん、こういう固定観念で物事を
みるのはやめたらどうかと思う。日本の初等・中等教育は
比較的優れていると思っているが、こうしたステレオタイプは
特に女の子にとってはマイナスになっていると思う。


私が6歳の時はNHKの7時のニュースを読みたかった。
テレビに出れるのってかっこいいし、
ニュースを読むだけで生活できるなんてラクそうだ、
と思ったからだ。

ちなみに、日本の6歳の女の子の一番人気は
「パン・ケーキ・お菓子屋」だが、
うちに生息している食いしん坊の大人は
未だにお菓子屋さんになりたいそうだ。
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テーマ : パパの育児
ジャンル : 育児

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No title

確かに、日本だけ男女別ですね。
よくよく考えると、男女別で統計を取る理由がわかりませんね。女性の傾向を知ることにそれだけの意味があるってことなんでしょうか?それとも、女性と男性では活躍できるフィールドが規制や慣習で違っているから、分けて取る必要があるのでしょうか?

そういうことを考えてみると、さすがに日本はちょっと変な感じがしてきます。

No title

とくに男女の差異を強調する気はありませんが、これだけ結果に差があるのだとすれば、男女にわけてデータを分析する意味はあるのではないでしょうか。もちろん、分け方は「男女別」のほかにもいろいろあるという前提のうえで、「男女に分けるのもあり」ではないか、ということです。

「男女別」をあたかも普遍的な分け方だと考えているかのような意識調査に問題がある、というブログ主さんの主旨には賛同いたします。

男女

松本さん、yathさん:

分析する上で男女に分けることに意味があるかどうかと、世間向けに分けて公表すべきかどうかは異なる問題だと思います。

例えば、もし小学校で調査をするとすれば学力と関連付けることもできますね。成績上位10%とそれ以外で分ければ結果は有意に違うと思いますが、もしこんな結果を発表したときの世間の反応はどうでしょうか?

上位10%
1) 医師
2) 弁護士
3) 学者

下位90%
1) スポーツ選手
2) 芸能人
3) 花屋

Re:男女

おぉ、これはわかりやすいですね。
これは「成績があまりよくない子に対する差別だ!」という批判が飛んできそうです。
公開にするか非公開にするかでも、だいぶ違うんですね。
大変勉強になりました、ありがとうございます。

P.S 本文をブログ記事に使わせていただき、またトラックバックも飛ばさせていただきました。

No title

たしかこのブログの主目的は女性の統計学専攻の留学生を増やすことだったと思います。

数学者という職業から目をそむけさせてしまう統計結果の公表にwillyさんは我慢ならないのですね。

正解!

ぺこぽんさん:

一言で言うとそういうことです。このブログはそういうシンプルなことを理屈をこねてもっともらしく書くことに精力の60%が注がれております。

No title

>たしかこのブログの主目的は女性の統計学専攻の留学生を増やすことだったと思います。

なるほど。ブログ主さんの意図が分かりました。こういった調査を公表することで子供たちが再帰的に影響を受けるとして、

A.女性は統計学を選好しないというステレオタイプが世のなかにあるなかで、あえて統計学者をめざす女性

B.そういったステレオタイプが世のなかになく、ふつうに統計学者をめざす女性

どちらが、より魅力的か、という問題になってくるかもしれませんね。もちろん、きわめて個人的な問題としてのはなしですが。

はじめまして

昔入院したとき、看護婦さんが、「ラキソちゃん入院する辛さがわかるから看護婦さん目指してよ」といってきたのを思い出しました。私は女なのですが、やっぱり女には医者は無理だと思ったのでしょうか。

確かにそんな頭はないんですがね。

No title

yathさん:

日本的なステレオタイプがない方が良いのは、諸外国からの留学生の状況を見れば明らかな
ように思います。そもそも人数が増えますので。

ラキソさん:

それはさすがに考えすぎかも?看護婦さんが看護婦さんを勧めるのは普通のように
思いますが。

やっぱり考えすぎですかね(汗)。

でも「女は論理的じゃない」とか、「女はバカ」だから仕事ができないと言っている男性をみかけると、確かに私は論理的ではない女ですが男性より劣っているのように見えるのかな?と思うことがあります。

個体差だとは思いますが、論理的じゃないとすると女性が統計学者を目指すのは難しいのでしょうか?

No title

>個体差だとは思いますが、論理的じゃないとすると
>女性が統計学者を目指すのは難しいのでしょうか?

日常生活で論理的であることは必要ではないと思いますが
少なくとも論理的、抽象的に考えることができる必要はあります。
やっぱり、学部程度の数学はちゃんと分かっていないといけないですからね。

もし自信がなければ、例えば金融周りであればactuaryのように
高校数学の延長でできる分野に進まれると良いと思います。
その手の応用系であれば、修士まではパターン暗記でもある程度
乗り切れるかもしれません。

No title

男女別に分けることが必ずしも間違っているとは感じません。日本的な価値観についても考えてみるといい気がします。男女別でとって違いがでること自体が問題であって、統計の取り方自体は問題ではないと。きっと米国は別々にとっても同じ結果になるだけだから、別にとっていないんではないでしょうか。日本とくらべると米国の公教育や教師の地位の低さは危険だと思います。

No title

匿名さん:

アメリカでFirefighterになりたい子供、イギリスでFootballerになりたい子供が男女同数とはとても思えません。私が問題にしているのは、「男女別に分けることが必ずしも間違っているとは感じません。」という価値観そのものです。もちろんこれは思想・信条の問題なので、間違っているというよりは適切でないと私は思う、ということですが。

>米国の公教育や教師の地位の低さは危険

これは全くその通りだと思います。もっとも、日本も受験産業による選別が上手く機能しているだけという話もありますが。

No title

男の子の2位が警察官ってそんなに早死にしたいのかね。単なる木っ端役人でバカにされてるのに・・・。ドラマや漫画に影響され過ぎだよ。まあ今時のガキってマナー知らずで躾もされてないし態度悪いからちょうどいいかもね。「税金ドロボー」って小学生が日頃バカにしてるのに・・・。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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