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デトロイト近郊の豪邸 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

経済学101で紹介された通り、
デトロイト郊外の住宅の平均価格は家族世帯の年収の
1.5倍程度であるが、もちろん中には豪邸もある。

日本と異なり、どんな都市でも豪邸があるのはアメリカの特徴だろう。
それは地方都市にも産業がある証拠でもあるし、
金持ちが貧乏人を気にして慎ましい生活を送ったりはしない
という国民性のせいでもある。

現在、デトロイト近郊で売りに出ている最も高い豪邸は、
お屋敷町のBloomfield Hills 市にあるここらしい(百聞は一見にしかず)。
価格は 5,999,000ドル(約5億6千万円)だ。
何が嬉しくてこんなウォルマート風の
安っぽい値段をつけたのだろうか。

ちなみに、床面積は 1304平方メートル、
土地は15,779平方メートルだそうだ。
間取りは、7ベッドルーム、8バスルーム、トイレ3つ、
それにワインルームやらリクリエーション・ルームやら
いろいろついている。無論、屋外プールもある。

ちなみに、20万ドル以下の家でもプールが付いている家は
結構あるが、メンテナンス・コストが高いため、低価格帯では
むしろプールがついている方が価値が下がるのが普通だ。
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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

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無題

確かに日本だと金持ちが貧乏人の攻撃対象にならないように・・・っていう性質はどこかありますよね。不思議なことに。
金持ち=悪 貧乏=善みたいな構図はなんだか嫌です。

No title

Dehmelさん:

日本では、お金はタブーの一つですよね。

No title

>むしろプールがついている方が価値が下がるのが普通だ。

これは面白いですね。どうしてもプールが欲しいひとがつけたものの、転売価値はないということなんでしょうね。

No title

Rionさん:
>どうしてもプールが欲しいひとがつけたものの

そういうことになりますね。
不動産価格の暴落で同じ物件の購買層が変わってきており、
本来は資産価値が上がるはずが、逆に下がってしまったという悲劇もありそうです。

追伸:リンクを追加させていただきました。

No title

Bloomfield Hillsですか、なつかしいです。 娘はここに通ってました。 雰囲気似てますね。

http://schools.cranbrook.edu/podium/default.aspx?t=108271

mallに行くと、「金持ち学校」と後ろ指さされたそうですが(我が家は貧乏)、勉強だけはめっちゃ厳しくさせられたそうです。 因みに、娘婿は子供が生まれたら、絶対この学校に入れると言うとります。

No title

> 娘はここに通ってました。

おお、これは凄い。デトロイト圏屈指の名門私立ですね。日本は大学受験があるので有名私立校も「東大入試準拠」の授業をすればいいだけですが、アメリカは全方位的・全人格的な教育を求められるので教える側もカリキュラムをつくるのが大変だろうと思います。一方、アメリカの子供は学校の成績や課外活動など色々な事を求められるので、少しかわいそうな気もします。好きで得意なことが一つあって、それを職業に結びつけるパスを考えることさえできれば、あとの事は適当でいいのに、と私は思ってしまいます。
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Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

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