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アメリカへの留学生の所得税法上の区分 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

F, J, M, Q ビザを持つ学生は、連邦税制上5年間は非居住者として
扱われるが、その後は、Substantial Presence Test における条件を
満たせば、米国居住者扱いになる。
この6年目以降の学生は、いわば、
「例外の例外」で勘違いしやすいので注意する必要がある。

居住者扱いになると、social security tax の納税義務が生じたり
全世界所得の申告義務が生じたりと面倒になる反面、所得控除が多く
認められて税率が下がったり
アメリカの年金受給資格が発生したり
するので全体としてみれば、メリットの方が大きいと思われる。

米国非居住者扱いだと、TAのような額の小さい報酬であっても、
結構な額の税金を払わなけれない。「まだ住民としての権利を
認めてもらえないのだな」
と思ったのを思い出す。

昨年から米国の連邦税制上のステータスが米国居住者に変わったので、
遅ればせながら日本の預貯金も非居住者扱いとしてもらう(*1)ため
W-9フォームを出そうと思って日本のシティバンク銀行(*2)に書類を請求した。

そこに、US Person (米国居住者と似た概念)となるための条件の
解説があったのだが、この例外を見逃しており記述が間違っていた。

なお、留学生の多いW大M校の事務は流石に正しく処理していたが、
WS大の事務もこの点を間違って処理していたので
後から指摘して訂正してもらった。

こうした点は、IRS(歳入庁)のウェブサイトに行けば分かることなので
不明な点がある場合は確かめた方が良い。
また、日本語情報では、以前に紹介したとおり
米国公認会計士・若菜さんのサイトが非常にためになる。

ちなみにシティバンクのフォローも少ししておくと、
日本人が海外に住む場合はシティバンク銀行を使うといろいろ便利だ。
ステートメントも海外で受け取れるし、海外送金手数料も安い。
ほとんどのことをオンラインで行えるし、電話も24時間受け付けている。
やはり、そのあたりのノウハウは他の銀行より一枚上だと感じる。

(*1) 引き続き日本で源泉徴収を受け、アメリカでは二重課税を避けるために
税額控除を申請するということになるので実際の納税額は変わらない。

(*2) 変な名前だが銀行法では名称に「銀行」を
つけなければいけないらしい。

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テーマ : アメリカ留学
ジャンル : 海外情報

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シティバンク

アメリカのシティバンクは,海外ATM利用時の引き出しの手数料が3%となっていますが,
日本のシティバンク銀行は,海外ATMの引き出しの手数料は210円(外貨預金の場合は2ドル)となっていますね.

海外,とくに日米以外の国で高額下ろすときは,日本のシティバンク銀行のほうがおとくです.

No title

確かに海外旅行や出張の際は便利そうですね。
私もカードは持ってるんですが現金を引き出した事はないです。。。
クレジットカードの外貨決済手数料も日本で発行されたカードだと1.63%とかですが、
アメリカのものだと3%という場合が多い気がします。私はカナダに行った時などは
ほとんど日本のクレカで決済しました。

海外送金ということになると、このあたりのサイト↓
http://kaigaisokin.seesaa.net/
に網羅的にまとめられているようです。
要点は、高額になるとTTSとTTBの差が重要になってくるということです。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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