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謎の生き物「駐在妻」 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

発言小町を観察していると、いわゆる駐在妻の投稿が多く見られる。
例えば、以下のトピは駐在妻を釣るための投稿だろう。
(ちなみに、これは私の投稿ではない。)

「海外駐在後の夫婦関係」(ぬれいぬ)
海外に駐在してからというもの、妻は家でお喜楽生活。私は毎日ストレス溜めまくり。家に帰れば人付き合いの戯言や小言で更にストレスが溜まります。家事はまともにしないし、習い事もしない。少しは他の奥さん達を見習って欲いです。この様な感じで今の妻とは一生上手くやって行く自信が有りません。幸いにも子供も居ないので帰国後の身の振り方を考えたいと思います。まだまだ駐在期間が有るのでガマンすべきですよね。



内容がやや抽象的だし、最後の一文が唐突だが、コンパクトに釣っておりなかなかの出来だ。
まあ上の文にも突っ込みどころはいろいろあるが、典型的なレスを二つほど取り上げよう。

一つ覚えておいてほしいのは、奥様は自分の理由で海外に来たんじゃないということ。(kero)


一番腑に落ちないのがこの手の意見だ。
夫が海外勤務になったので、自らそれに同伴して海外に来る
という意思決定をしたのではないのだろうか?
別に奴隷船に乗せられてアメリカに来た訳でもあるまい。

別に日本に残って働くこともできるし、
関係者がみな同意すれば日本で一日テレビを見ていても良い。
一方、現地に来て働くことも大学に通うこともできる。
現地で働くには就労ビザ、大学に通うには学生ビザが必要なことがあるが、
それは全世界の外国人に共通のルールだ。

そんな奥さまを選んだのはあなた。(駐在妻)


確かにそうだろうが、トピ主はそれを選びなおすと言っているのだろう。
開き直って、ホールドアップやサンクコストの問題を
堂々と取り上げてもらっても困る。

発言小町に出没する自称駐在妻が標準的な駐在妻だとは思わないが、
海外勤務の可能性がある人はそんな思考回路の人たちに気をつけよう。



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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

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No title

こんにちは。

フルタイムの仕事を持っていても、家に帰ればオフ。それに比べ、家事の100%を担うことになった側は、実は24時間営業、コンビニ状態です。どっちがしんどいかというと、後者でしょう。前者がどれだけたくさんサラリーを持って帰ったとしても、しんどいのは後者ではないかと。私はフルタイムで仕事をしており、家事は分担分だけですが、それでも家事の方がはるかにしんどいと感じます。(家事に向いてないだけ?)。

そして、7割の家事を担うことと、10割の家事を担うことの間には、精神的負担という意味では10倍以上の開きがあって、家事を10割こなした後に、何かをする気力が残っているかというと、多分ないでしょう(時間は余っていても)。逆に言えば、たった3割(いや2割)でも相方が家事を負担してくれるなら、フルタイムの仕事を入れられる余裕ができると感じます。パートタイムの仕事を入れるとか、大学に行くとかする場合には、最低でも家事の1割を責任持って負担する相方が必要。ところが、私の見たところ、日本人男性で、「たった1-3割でも家事負担をする」覚悟のある人は非常にまれです(妻が一日家を空けただけでも、ご飯にも困る、とかいう人ばかり)。でもって、「俺は稼いでるんだから、家事は妻が全部やってくれよ、でも、余った時間でさらにもうちょっと役に立つことをしてよ」というのは、ちょっと虫がよすぎる、どっちが甘えてるんだか、と思ってしまうのですが、どうでしょう。

だいたい、「夫の海外出向/留学に、妻は無職でついていく」のが普通の国って日本だけ、って気がしますが、どうでしょう?(一方が海外に行くことになった時点で、他方もそちらでの仕事をアレンジして、共働き・家事分担するのが、ほとんどの国のスタンダード/デフォールトのような気が・・・。)

とても興味深く拝見しました

現在、主人の仕事で海外生活中です。
私が日頃疑問に思っていた「駐在妻」のありよう、よくぞ取り上げて下さいました。
記事をとても興味深く拝見しました。

私は、本文の

海外勤務の可能性がある人はそんな思考回路の人たちに気をつけよう。

や、レスの

そんな奥さまを選んだのはあなた。(駐在妻)

という意見に大賛成です。
もしも海外赴任の可能性があるのならば、結婚相手は「海外生活に適応できる」女性を選ぶべきだと思います。
ここで重要なのは、語学力や社交性ではなくて、「適応しようと努力する人か」です。

本文中の「人付き合いの戯言や小言(中略)、家事はまともにしないし、習い事もしない。」という駐在妻は、
「自分の理由で海外に来たんじゃない」という被害者意識で自分を正当化しているのです。
仕事を辞めて海外についてきた自分はかわいそう、
慣れない土地で家事や育児をしなくてはいけない辛さを、夫はわかってくれない、って。

女性側も、駐在生活に耐えられなそうであれば、その可能性のない男性を選ぶべきだと思います。
自分で稼いで食べていくのもよし。

私の周囲にも、夫の海外赴任で優雅な「駐在妻生活」を期待し、
それを多少なりと自慢していたのにもかかわらず、
実際に生活してみて初めて、自分も「努力」をしなければならないことに気付き、
こんな苦労をしなくてはいけないなんて… と、我が身を嘆いている駐在妻が少なくありません。


私は仕事を辞めて海外に来て、こちらで語学学校に通いながら子育てしていますが、
はっきり言って、毎日とっても楽しいです。
仕事をしていないので、家事は全てやっています。それもまた、今までと違って新鮮です。

No title

oriさん:

コメントありがとうございます。

>7割の家事を担うことと、10割の家事を担うことの間には、
> 精神的負担という意味では10倍以上

確かに、完全な分業は非人間的で効率が悪いというのは分かります。

>「夫の海外出向/留学に、妻は無職でついていく」のが普通の国って日本だけ

これは注目すべき点でしょうね。
駐在妻って米国だとほんと謎の生き物に見えると思います。
それでもお手伝いさんとか雇ってリッチな生活をしていたら分かり易いんですが、
そうじゃないと少なくとも米国では
「裕福でもないのに奥さんは教養や意欲がなくて働けない。可愛そうな家庭。」
という感じで捉えられます。就職の面接に行くと
「奥さんは何してるの?」
という質問を受けることが多いのですが、
「子供の面倒を見てる」「料理が趣味」
みたいな話をすると、逆に気をつかって
「あ、でも将来的には働くんでしょ?」
という感じの言葉を返される事が多いです。それは
「私は、あなたの奥さんがちゃんとした人だって事は分かってますよ。」
という態度を表しているわけですね。

あるいは、
友人「奥さんは大学に通ってるの?」
自分「いや通ってないよ。」
友人「あー、じゃあ働きに行ってるんだ。」
自分「いや、家にいるよ。」
友人「家で一体何してるの???」
自分「子供の面倒みたりとか、凝った料理作ったりとかね。」
友人「(取って付けた様に)あー、子供が小さいと大変だよね!」
みたいな。
まあ、そんな所に米国の一面的で味気ない文化を感じたりもするわけですが。

その辺りまで分かってて、
「でも私は貧乏でもまったり料理とかするのが好きなんだよー」
みたいな感じならマニアックな文化として理解される可能性は残るんですけど、
その辺が読めてないとアメリカでは鳩山さん風に見えてしまうと思います。

No title

海外妻さん:

おっしゃる通りです。うまくまとめて下さいました。
「適応しようと努力する人か」というのは良いフレーズですね。
「努力」は削って「適応しようとする人か」でもいいかも知れません。

そんな妻も暖かく包んで上げられるダンナさんが本当はいいですけどね

Willyさんのポイントは分かるし、「駐在」(?)してる側の私が言うことじゃないかもしれないですが。

日本の会社に勤めていて、海外駐在になるかどうか、なんて分からないし、海外駐在になってみないと分からないこともあるし。
事前に自分がどういう人間かをよく知った上で、そういう人と結婚するなんて、実際には不可能に近いんじゃないかな、と思います。

MBAも日本企業から来てる多くの人は「駐在」なので、奥様も一緒に来るケースが多いですが、全ての人が語学に堪能で、外交的とは限らないようですね。
適応しおうという努力をするか、と言われても、本人はしたくても出来ない状況なのかもしれません。

そういう人でも、ダンナさんが色々と精神的にも受け入れてあげて、サポートしてあげることで、
本人も努力するようになり、お互いに助け合う状況になって幸せに暮らしている夫婦もおり。
どういう状況に持っていくかは本人達次第ではないのかな、と思いました。

あと、子供がいないとかえって孤立するケースは多々あるようですね。
子供がいると、自然と子供を中心としたコミュニティが出来るので、駐在奥さんにとっては心の支えになることが多いようです。

No title

Lilacさんからコメントがつくとは思いませんでした。

うーん、どうなんでしょうね。
適応性の高さって人によって違いがありますからね。
いろんな可能性がある人は配偶者にも適応性の高い人を選んだ人がいい、
ということなんじゃないでしょうか。その位は考えてもいいのかなと思います。
もちろん、恋は盲目なのは了解です!

MBAに家族で来た方も知っていますが、やはり学生という立場だと
それなりに家族との時間を作ることができ、相対的には良いような気がします。
しかも、有名な大学がある場所ってリベラルなところが多いですからね。
それでもうまく行かないケースもあるようですが。

子供がいる方がうまく行くという話は良く聞きますね。
うちにいる「奴」は子供がいない時の方がのんびりしてて楽しそうでしたが(笑)。

No title

Willyさんの、いわゆる「奴」さんは、○○妻の中ではどういった位置づけなのでしょうか。Willyさんのお供をしているとはいえ厳密には駐在ではないですよね。団地妻とかおさな妻、あるいはカズマとか(笑)。

No title

毒之助さん:

研究者の妻は、研妻というらしいですね。駐妻より地味で夫に尽くす傾向にあるとか(笑)。

奴は、「貧乏でもまったり料理とかするのが好き」なマニアックなタイプですね。そういうのが一般的に理解されにくいのは分かっている模様です。まあ、料理を通じて結構構人のつながりもできるみたいです。60歳以下のアメリカ人は、だいたい料理とかそんなに詳しくないですからね。グリーンカード取ったら働こうと思ってはいるようですが。

はじめまして

>(ちなみに、これは私の投稿ではない。)

これに笑ってしまいました。
実は私、海外在住日本人妻トピはWillyさんのような方
(留学、研究関係者)が実験観察する為、または暇つぶしに
立てているのではないかと思う時があります。笑

私も小町読者で海外在住なので海外在住日本人妻トピは
よく読みますが、ネタトピが多い気がします。
小町も2ちゃんねる化してつまらなくなっていますね。

No title

>小町も2ちゃんねる化してつまらなくなっていますね。

ほんと、あんなに釣りが多くて「ネタに全力マジレス」の方針を維持できるのか、
私も疑問に思います。発言小町の危機ですね。まあ私もそれに加担したりしてる
わけですが。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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