米国統計学会=JSM (お国事情観察編) -- このエントリーを含むはてなブックマーク

今回は、少し柔らかい話。
バンクーバーなんてシアトルからスープが冷めない距離にあるので
アメリカっぽい雰囲気かというと全然そんなことはない。

1.アジア人のプレゼンスが大きい

例えば、私が5年間住んだマディソン市などはリベラルでも
大学町だけにやっぱり「外国人はお客様」みたいな雰囲気があるのだが
バンクーバーはアジア人が文字通り市民権を得ている雰囲気である。
アジア系の女子の色気も白人に負けていないし
アジア系男子も結構健闘している感じがある。

2.ついでに日本人も多い

ジャパレスの店員に日本人が多いのにまず驚いた。
道で日本語を話している若者も多い。某氏によると
ワーホリ(もちろんworking holidayの方)の日本人がたくさん来ているらしい。
ついでに、JSMの会場でも日本語を話している人が
前回より明らかに多かった。
ワーホリでカナダに来たあと統計学の重要性に気づいた
日本人が大挙してJSMに押し寄せたのだろう。

3.相変わらず不動産市場がバブっている

実は私が旅行に行って楽しみにしているものの一つは不動産情報誌だが、
「2014年まで支払い無し!」とか
「年収の10倍の家を買おう!」とか
「今年3件購入して、2年毎にレバかけて倍々にしていこう!」
みたいな話がいっぱい載っている。これはアメリカでは今やあり得ない。
調べてみたら、バンクーバー都市圏の人口は
1981年 116.9万人
1991年 160.2万人
2001年 198.6万人
2006年 211.6万人
とうなぎ登りに増えているようだ。
まだバクチを打ちたい人は今のうちにバンクーバーへ。

4.食べ物がおいしい

その辺の店でフランスパンとか買っただけで段違いに美味しい。
娘によると、
「カナダのパンはおいしいからずっと居たいけど、
縫いぐるみが家で待ってるからそのうちアメリカに帰らないと行けないね」
ということらしい。

5.物価が高い

レストランに入ると、"カナディアンダ・サイズ"(アメリカン・サイズの半分)
にも拘わらず値段は同じくらいであったりする。
食後にマーケットでペイストリーを買ったら4ドル近くした(確かにおしいかったけど)。
また、観光地の公園に入るだけで30ドルくらいしたりもする。
大学生の時に友達が言っていた
「ドーナツ屋に入ってドーナツとコーヒー買って70円とかだよ」
というカナダは遠い過去のものである。

バンクーバー周辺都市の平均所得を調べてみると
案外4万~8万ドルくらいだったりして
デトロイトの郊外よりもずっと低い。
観光客だから、割高なものを買っているということものだろう。
そういえば、ダウンタウンの安いレストランは異常に並んでいることがある。
みんなお金持ちというわけではないようだ。


それにしても、都会に来ると歩く機会が多くて健康的だ。
アメリカの田舎だと、100%車の移動が前提になっていて、
歩いていると車を買えない人だと思われる。
歩いているだけで職務質問される地域もあると聞く。

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テーマ : カナダ
ジャンル : 海外情報

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No title

はじめまして。

私は現在Community Collegeに在籍、来年某州立大学の統計科に編入を予定している者です。
そしてアフターリーマン(で正しいですか?)、会社を退職しての留学です。
決して若くはありませんので、若者と同じ様に学べるかどうか、脳の衰えが心配です(笑)。

運よくこちらのサイトにたどり着きましたので、簡単ですがご挨拶させていただきました。

No title

cocoさん:

手を抜かずに基礎から真剣に取り組めば大丈夫だと思います。頑張って下さい!

No title

>ワーホリでカナダに来たあと統計学の重要性に気づいた
>日本人が大挙してJSMに押し寄せたのだろう。

んなアホな(笑)。でもホントだとしたら面白いです!

No title

りょうさん:
>んなアホな(笑)。

分かってます。

No title

はじめまして、こんにちは。
バンクーバーは香港だという印象です。世界一割高(住宅価格と収入)な都市のようですよ。日本人がうようよして、ビビリました。

No title

ヤマダさん:

高級車も結構走ってるしお金持ちもいるはずなんですけど、平均所得はそんなに高くないみたいです。香港は不動産は高いですが、一般物価は安いですね。

香港とバンクーバーは夜景も似ているかもしれません。
バンクーバー:http://en.wikipedia.org/wiki/Vancouver
香港:http://en.wikipedia.org/wiki/Hong_Kong
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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