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「手段=目的」という美しい等式 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

mixi の「大学院留学」コミュに
「就職活動はするべきか?」というトピックがたった。
大学院に落ちた時のための保険として就活する、という話ではない。
「就職活動を一切しないとなると、大学院を出た後に
就活という大きな壁にぶつからないかという不安
があるので就活活動をしたい」
、ということらしい。
そして、賛成のレスが結構ついている。

よく考えると、就活の究極の目的は就活自体なのかも知れない。
それどころか、日本にある全ての苦難の目的はそれ自身だと
言っても過言ではない。

大学受験は、ともかく誘惑に負けずに楽しくない勉強をする
という努力の過程そのものが一番大切だ。例え、希望の大学
や学部に入れなくてもその経験は必ず役に立つ。

就活で大切なのは、世の中の厳しさを知ることや
アイデンティティを確立することだ。例え、希望の企業の
内定が取れなくてもその経験は必ず役に立つ。

婚活
で大切なのは、自分磨きをして自分を魅力的な人間に
するとともに、自分の価値を見つめなおすことだ。
例え思い描いていた結婚相手を見つけられなかったとしても、
前よりもずっと魅力に溢れ迷いの無い自分になることができる。

一生懸命働くのは、パンを買うためではない。
事実、輝かしい業績を残したサラリーマンが
十分な蓄財をして引退しても、ぬれ落ち葉などと呼ばれるはめになる。
働くこと自体が大切なのだ。
無論、働きすぎて過労死してはいけない。
そんなことになったらそれ以上働けないからだ。

そう考えていくと、僕は今まで非常に不真面目な人生を送ってきた。
明日からもっと真面目に、数学をやるために数学をやろう。

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テーマ : キャリアを考える
ジャンル : 就職・お仕事

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「手段=目的」という美しい等式

 ひさびさに面白いブログを見つけました。私も同じミシガン州に住んでいたということで身近に感じますし、何より人生に対する洞察が深いです。数学・日本・異文化・統計・生活、こんな多くの視点を持っている様子が文章に表れています。  手段の目的化が本末転倒で無駄...

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No title

>数学をやるために数学

グロタンディエクか誰だったかが抽象化のための抽象化をしている、アブストラクトナンセンスだと非難されたという話を思い出してしまいました。

タイトルの等式によるとナンセンスなものなんてないんですね。

いや、ナンセンスなものはナンセンスでしょう。。

No title

ぺこぽんさん、匿名さん:

この記事の成分は皮肉7割、自嘲2割、本音1割となっております。

No title

こういう人達はもっとスカっと生きたら人生楽しめると思うんですけどね……

No title

axe さん:

苦難の目的が苦難なので、楽しめなくても本人は構わないのだと思います。

No title

なるほど!一本とられました

No title

お久しぶりです。Willyさん。
無駄な苦労=有益っていう方程式がありますよね。
特に団塊の世代やジュニアのあたりの人は人生苦労すればしただけいい。
なんて考えてる人が多いような気がします。
大体報われない苦労しなくてはならないのはただの時間の浪費ですよね。
それが学生のアルバイトにも色濃く反映されているのかなと尚更感じました。

No title

Dehmelさん:

お久しぶりです。

>それが学生のアルバイトにも色濃く反映されているのかなと尚更感じました。

これはどういうことですか?


No title

初めてコメントします。

この記事は皮肉ですか?

目的=結果

が、叶わなかった時に、’いやいや、がんばったことこそに意味があったんだ’と自分を慰めることがあります。しかし、目標に向かう始めから’がんばることに意味がある’では、結果を出すことにたいする、ハングリー精神がなくなってしまいます。だらだらと、無駄に長く仕事する癖がつき、それなのに自己満足程度のパフォーマンスしかできなくなるかもしれません。

まずは結果をがむしゃらに追い求める姿勢を常にもっていたいと思います。

No title

Yumiさん:

この記事の成分は皮肉7割、自嘲2割、本音1割となっております。
おっしゃる事はその通りだと思います。

No title

匿名さん:

「結果=目的」は構わないと思うのですが、
物事にはルールというものがあると思います。
お金持ちに成りたかったら銀行強盗、
というのが極端な例でしょう。

そういえば高校時代の先生が、
「おまいら、結果=目的だと思うなら
最終目的は死しかありえないから良く考えろ」
と言っていました。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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