液晶テレビを買う時に思ったこと -- このエントリーを含むはてなブックマーク

え、まだブラウン管だったの?
との声が聞こえてくるが、
先週末に、次に引越す際の懸案となっていた
70kgくらいある32型ブラウン管テレビが運よく売れたので
すぐに液晶テレビを買いにいった。
というわけで、テレビを買う時に思ったこと。

1.家電量販店が終わってる

まず前日の夜にBestBuy という量販店
(日本で言うヤマダ電機のようなもの)の
サイトを見て分かったことは、
Amazonの最安値などに比べて
値段が一割くらい高いことだ。

家電量販店は昔の日本のデパートのような業態になりつつあるのかもしれない。
店員の商品知識は豊富だしサービスも安心感があるが、価格は割高だ。
唯一デパートと違うのは「あそこにいけば安い」という「ブランドイメージ」
が未だに残っている点だろう。
そんな幻想に基づいて商売しているようでは
もうこの業態は先が長くないのではないかと思う。
業界2位の Circuit City が昨年潰れたが、
Bestbuyはそれを喜んでいる場合ではない。

もっともテレビは見てから買いたいので、結局
Sam's Club という会員制のWare Houseに行くことにした。
Ware House は店舗の運営コスト等をかなり削っているせいか
まだそれなりに競争力のある価格になっている。


2.日本メーカーが終わってる

6年前にブラウン管を選んだ時は、
日本メーカーの高い製品と米国メーカーの安い製品の
二者択一だったし、はっきりと品質に差があった。

3年前にBestbuy に液晶テレビを見に行ったときも、
日本メーカーの製品は発色のキレイさなどで
他国メーカーの製品を上回っていた。

それが今回見にいったら逆転していた。
予算やサイズの制約から、検討したのは以下の3種類:
1) Samsung 製 40インチLCD, 120Hz $748
2) ソニー製 40インチLCD, 60Hz $598
3) 日立製 42インチLCD, 120Hz $598

画質を比べた結果、日立製は動いている被写体の
境界が綺麗に写っておらず対象外に。液晶の方式の差だろうか。
ソニー製は悪くないが、Samsung製に比べると
ちらつきが若干気になる。周波数の違いのせいだろう。
Samsung製は黒のボディーに透明の強化ガラスを
合わせており外装の質感もソニー製よりも高い。

ソニーや日立もあと150ドルかければ
同じ製品が作れるかも知れないが、
現実はSamsungの方が高品質の製品を高い値札をつけて
売る販売力を持っているということなのだろう。

一方で低価格帯は、2002年創立の台湾資本の米国企業 Vizio が
あっという間にトップシェアを奪っている。
製品の質も大差があるようには思えない。
「Vizioが売り切れてたから仕方なく日立を買った」
なんてネット上の掲示板に書かれていたりするのだ。

日本メーカーと、台湾、韓国メーカーの差は
一般製品のレベルではもはやないのだろう。

どちらを買うのか迷って奴に意見を求めたところ、
「Samsung の方が綺麗だけど、$150も差があるし
ソニーの方が高く売れそうだからソニー。」
とのことで、結局ソニー製を購入。
奴は買い物の時、妙に冷静沈着だ。
なんで盛り上がったりしないのだろう。


3.結局いろいろかかるよね

テレビが FullHD になったのは良いのだが、
今のところ性能を全く活かせていない。

ケーブルテレビは優良だがHDの放送を見るためには
Comcastでは月9ドルの追加料金がかかるらしい。
そもそもテレビはあんまり見ないので(笑)決めかねている。

一方、Blue-Ray は持っていないのでノーマルのDVDしか見れない。
Blue-ray のプレイヤーは150ドル弱くらいだが、録画機は殆どない
(アメリカではHD用のHDDに録画するのが一般的)。

通常のDVDのレンタルは
月々5ドルのNetflixを使っているが
Blu-Ray を借りたい場合は月々1ドル上乗せされる。
まあ月1ドルくらいなら構わないけど、
見たいタイトルのうちBlue-Ray で
発売されているのはせいぜい4割程度しかない。


いやー、でも大きいテレビっていいねー。
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プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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