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大学院統計学科の選考基準について -- このエントリーを含むはてなブックマーク

アメリカの大学院の多くは、12月~1月はじめに大学院博士課程への
出願を締め切り、今、選考の真っ最中である。

うちの統計学科では、大量の出願書類を裁くために、博士学生のボラン
ティアを2~3名募集して、作業をさせている。仕事は結構時間を
取られるらしいのだが、面白い作業なので、毎年、定員以上の応募
があるという。ちなみに私はやったことがないが、今年は友人が
ボランティアをしているので、少し話を聞いた。

うちの統計学科においては、
スクリーニングの段階で重要なのは英語力と数学力
だという。英語力がないとTAをさせるにも支障が
出てくるし、数学力がないと第一関門のQualifying Exam という
試験を突破できずに退学になってしまう。数学の苦手のアメリカ人
学生の中には、第一関門にも達せずに、コースワークの途中で中退
という話もよく聞く。

従って、日本の学生の場合には、英語に関しては、
TOEFLでできる限り高いスコアを取っておくこと(特にスピーキング)、
留学経験などがあれば積極的にアピールしておくこと
が大事だ。数学に関しては、測度論など
ある程度高度な内容の授業を良い成績でパスしたこと
をアピールしておくことが大事だ。大学でとった授業
のシラバスを翻訳し、対応するレベルの英語の教科書を挙げておく
のもアピールになると思われる。国際数学オリンピックなどへの
出場暦があれば、もちろん併記すべきだ。ただ、それは現代数学の
トレーニングとは異なるので、決定的な要素にはならないという。

ちなみに、統計学科は人気がなく、応募者が中国人や韓国人ばかり
になっている現状があるので、日本から出願すれば、マイノリティー
としてチャンスはそれなりにあると見てよい。

統計学に興味がある方はぜひどうぞ。


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テーマ : 留学・留学生
ジャンル : 学校・教育

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Re: No title

鍵コメもらったんですが、返信はメアドがないと秘匿できないんです…。すみません。

数学系科目の履修、具体的に付け加えられる点があれば書いてもいいかも知れません。
transcriptと同一内容なら簡潔に書くだけで十分だと思います。

米国市民権があれば、必ず書いた方がいいですね。米国市民限定の奨学金とかもありますし。

「ダイバーシティを高める」だけでは主張としては弱いですね。
例えば「今の大学では教科書的な知識だけじゃなくて研究もやってきた」
「だからペーパーテストに特化して勉強してきた学生に比べると、
リサーチがはじまったときに〜〜の点で自分は強みを発揮できると思う」
という感じに書くというのはどうでしょう。
(もちろんやってないなら書けないですけども。)
ただし、中国人、韓国人、インド人などの教官(や院生)も読む可能性が高いですから、
あまり刺激しすぎないようにする必要があります。

私の近場だとミシガン大とミシガン州立大も良い統計学科がありますので、
気が向いたら出してみて下さい(笑)。

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Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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