都内のN大が来年度に学部新設 -- このエントリーを含むはてなブックマーク


都内大手私大のN大学に勤務する友人から聞いた話なのだが、
N大では2012年度から新たに
「ホワイト・カラー学部」を新設する予定だそうだ。
近年、企業が新卒採用で求める条件が曖昧化しており、
同大就職課と教員がニーズを再検討したところ、
これからのホワイト・カラーに求められるのは、
工学や理学、社会科学など個別の専門能力ではなく、
コミュ力、行動力、熱意、といったソフト面であるという結論に至ったという。

そこで大学界の守旧勢力の反対を押し切って、
思い切ってそうした能力の育成に特化する
ホワイト・カラー学部を新設し、
・コミュ力学科 (Dept. of Communication Physics)
・行動力学科 (Dept. of Behavioral Physics)
・熱意学科 (Dept. of Passion)
の3つの学科を設置して各100名程度(詳細未定)
募集することがほぼ決まったそうだ。

コミュ力学科は、力学、ミクロ経済学、ファジー理論など
分野横断的に教官を集めて、コミュニケーション力という
一見曖昧な能力を体系的に身につけるカリキュラムを目指すという。
理論だけでは机上の空論なので、
ホステスなど会話のプロも招いて
格安の「ノミニケーション講習」などを
検討している教官もいると聞いた。

行動力学科は、街頭での発声練習に始まり、
募金活動やヒッチハイクなど、
フィールド・ワークを豊富に取り入れる予定だそうだ。
演劇家などからパフォーマンスの指導も
取り入れることも検討しているようだ。

熱意学科は、職人やプロスポーツ選手など一芸に秀でた
人材に対する取材やケーススタディーを中心に行う。
忍耐強い人材を育てるため、例として、
円周率の5万桁暗記、毎日10回の般若心経の写経、
といった特別課題に与える単位も導入予定だ。

思い切った学部名に合わせて、
具体的に、外資金融、コンサル、商社など人気業界の
内定人数に目標を設置する予定とのことである。



こうした学部・学科は国際的にも非常にユニークだが、
「大学で本当に学ぶべきことは何か?」
を問う意欲的な取り組みとして評価したい。
分野横断的な学部を新設できるのは大規模なN大の強みだろうが、
需要が大きければ他大も同様の学部の新設を迫られるだろう。
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テーマ : 就活
ジャンル : 就職・お仕事

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No title

初めまして

しばらくして騙されたことに気づいて笑いました(笑

No title

私は若かりし頃にノート30ページぐらいの計算をよくしてたので熱意学科に推薦入学できそうです。

No title

学士入学を検討中です。被災地でのボランティアは単位に認定されますか?ブラック企業でのインターンの有無も教えていただけると幸いです。

No title

今日見た中で一番の出来でした。

No title

慶応SFCっぽいですね。

No title

やられました、transcriptを英訳された場合、恥ずかしくて絶対にイヤだと反応してしまいました。

No title

みなさんコメントありがとうございます。

正直、私はどの学科も卒業できなそうで残念です。

No title

そうかネタだったのですね。あやうく本気にしてしまうところでした。よかった。

No title

なるほど。
専門学校?ってことですね。

No title

今後就職で苦労しそうな従兄弟がいるんですが学校案内など、どこかで取り寄せられるんでしょうか。お手数ですが教えていただけますか。

あと、

僕も就職のために実用的な学位を出す修士課程を探しているんですが、30歳ぐらいからでも入れてくれる社会人コースとかもあるんですかね。18のときよりか素直に良い学生になれそうなんですけど。

No title

>学校案内など、どこかで取り寄せられるんでしょうか。

N大に直接問い合わせてください。
まだ、経営レベルで仮決定の段階なので事務職員は寝耳に水だと思いますが、
問い合わせが殺到すれば準備せざるを得なくなります。

>30歳ぐらいからでも入れてくれる社会人コースとかもあるんですかね。

ないです。21歳以上の人は無条件で不合格だそうです。

小6の受験生をもつ母より

今の日本での就職を目標にするとそうなるのでしょうかね?!
しかし、果たして、外資金融、コンサル、商社などは、その学部卒業の学生を採用するのか?疑問です。
私個人としては、大学に、専門性を探求できることを期待しています。

私は、小6の受験生をもつ母ですが、今年の全体の試験傾向として、国語に比重が置かれるようになりました。社会の流れですかね。

No title

t-maikoさん:

専門性は大事ですね。マジレスは、やはり4月1日のうちに頂く必要があったかと思います。

No title

こんにちは。いつもこのブログを見ています。
今回の記事はネタでしたが、
果たして大学というのは研究機関なのか、それとも就職予備校なのか
どちらを目指すべきなんでしょうね~

No title

Nazさん:

就職予備校を目指すのはいいんですが、
コミュ力、行動力、熱意を育てるって方向性が正しいかどうかは…。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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