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節電:株式市場の取引開始を午後4時にする案 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

震災による被害の影響で、東北と関東では
この夏は節電に大変な苦労を伴うことになりそうだ。
消費電力量はそれ自体、経済状態を計測する重要な統計指標にもなっているくらいなので、
経済活動水準を落とさずに電力消費を抑えるということは極めて難しい。

例えば米国は夏時間(*1)を導入しているが、
インディアナ州での調査によれば夏時間を導入することによって
むしろ消費電力は増えるという。
オフィスで残業する人がいる反面、家に帰ってエアコンを
つける人が増えるのが理由だそうだ。

(*1) 日本語ではサマータイムだが、米国では
daylight-saving time と言わないと通じない。

ピーク時の消費電力を大幅に減らしたいなら何かもっと大胆な施策が必要だ。
例えば、株式市場の取引開始を7時間ずらして午後4時にしてはどうだろうか。

前場を午後4時から6時まで。
夕食休憩を挟んで後場を午後7時半から午後10時までにする。
証券会社の店舗も営業時間を午後4時から10時半くらいにする。
日本人は夜型人間が多いのだから十分可能なように思える。
そもそもIT企業や出版関係なんかでは昼頃から働いている人が多い。

そうすればサラリーマンが仕事帰りに証券会社に寄ることもできるし、
家に帰ってからリアルタイムで取引することもできる。
テレビでニュースでも見ながら、株を売買などというのも一興だろう。
どうしても、昼に取引したい人はネット証券会社が時間外取引を
提供すればいい。ネット証券も取引が増えればむしろ歓迎だろう。

社員が帰るのは午後11時半くらいになるかも知れないが
都会では特に問題がないし、田舎でもマイクロバスなりで
若干の政策対応をすればいい。
飲み会はやめて、やりたい人はランチ会にすれば
飲食業の時間別稼働率も安定してプラスだろう。
一部の忙しい部署だけは昼間もオフィスを開ければいい。

よく考えると、時間をずらした方が良いのは証券会社に限らない。
消費者金融は平日の昼間に店舗を開けても
来るのは定期的な収入のない人達ばかりだ。
営業時間を午後4時から深夜までにした方が
よっぽどビジネスとして良さそうだ。

銀行窓口の営業時間も、
平日の午前9時から午後3時までなどというのは笑えないジョークだ。
9時-5時で働いている人が全く使えないサービスとは何を考えているのだろう。
とりあえず店舗の半分は即座に閉鎖し、
残りの店舗は午後4時から10時まで開ければOKだろう。

金融業以外にも営業時間が適切でないサービス業はたくさんある。

例えば、私の実家の最寄り駅の外にある立ち食いそば屋は
営業時間が午前9時から午後9時だった。
サラリーマンの残業帰り客の多い深夜や、
ファーストフードの空いていない早朝が一番の書き入れ時なのだから
むしろ、営業時間は午後9時から午前9時までにした方が良い。

夜型人間の私でも太陽の光を浴びるのは好きだが、
28度以上のオフィスで働かなくてはならないよりは
夜に働く方がマシなのではないか。



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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

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在宅勤務

1)在宅勤務やテレワークを直ちに導入する。(具体例:ソフトバンク、NTTグループ、東芝など)
  役所も同じ。
2)国会の審議時間も、夜型にシフトする。(今回初めて、GW連休中の審議をした)
3)そもそも、すべての大企業の東京本社は、現在の場所と人員規模が必要か?レビューすべきでは。
  銀行など、従来の惰性と権威保持ならば、空しい。このチャンスに、地域分散と機能分散をすべき。

No title

snowbeeさん:

全くおっしゃるとおりです。アメリカは2008年の石油高騰で一気に出張は減って
web会議が増えたのでは思っているのですが、実際のところどのくらいなっている
のでしょうね。Webinar (=Web Seminar)という言葉はかなり一般的になったので、
だいぶ増えているとは思いますが。

在宅勤務は情報の機密性の問題があるので、準備に若干の時間がかかるのかも
知れません。

銀行が平日の昼にしか開けないのは、むしろ訪問客を減らすためではないかと
思います。銀行は特殊な業態で、営業日・営業時間が少ないほうが利益が出易い
と思います。

No title

ひとり者としては日中しかサービスしてないUPSとかどうにかしてくれよと思いますね。自分で取りにいかなければならなくなるのは仕方ないとしても、日中取りにいけるのならわざわざ家を留守にするわけねーだろ、と思うんですが。ま、ビジネスアワーなんて関係ない生活を未だにしている自分が言うのも変ですけど。

No title

毒之助さん:

うちの辺りでは、どの宅配業者も玄関に勝手に置いていくので取りに行く事はありません。家にいてもノックさえせずに置いていく業者が多いです。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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