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アメリカのレンタカーについて -- このエントリーを含むはてなブックマーク

7月末から、学会兼旅行でフロリダ(マイアミ)に行くことになった。
デトロイトとマイアミは、I-75 というインターステート(*1)で結ばれていて
地図を見なくても一本道で行けるのだが、1384マイル(2228km)も離れていて
Google Maps によれば運転し続けても23時間かかるらしい。
流石に遠いので飛行機で行く事にして
現地でレンタカーをすることにした。
アメリカは車社会なので、ちょっとした出張でも
レンタカーを借りる人はとても多い。

(*1)インターステートとはその名の通り州間を結ぶ高速道路のこと。
基本的に、奇数路線は南北、偶数路線は東西を結ぶ。

そこで、アメリカのレンタカーについて簡単にまとめてみる。

1.アクセス

アメリカのほとんどの空港では、
レンタカーを借りる人が多いので
空港から車で3分くらいのところにレンタカー会社がたくさんあって
空港からレンタカー会社別のシャトルバスで行けるようになっている。
フロリダなどの観光地では、借りる人が多いので
複数のレンタカー会社が入居する巨大なビルになっていたりする。

2.価格(車種別)

場所によってやや異なるが
基本料金は小型車で一日40~50ドルくらい、
大型車であれば100ドルを超えるものも珍しくない。
人数が多い場合は、小さい車を複数台借りた方が安いケースもある。
もっとも、どちらが便利かは運転する人数にもよるだろう。
アメ車が多いかと思いきや、最近では日産や現代など外国車も多い。

3.価格(期間別)

今回は正味8日間の日程だが、
後半5日間は便利な場所での学会であまり車を使いそうにない。
そこで、前半3日間(+数時間)借りた場合と
8日間フルで借りた場合の値段をPriceline
で調べたのだが、
3日間(+数時間):$292
8日間      :$348
と大して違いがないので、全日程借りることにした。
どうやら1週間を超えると料金はかなり割安になるようだ。
(試しに検索してみると一ヶ月の場合は860ドルだった。)
レンタカー会社としても、短期で借りる人が多いと整備に手間がかかるし、
稼働率もどうしても落ちるので、そんなものなのだろう。

4.保険

対人・対物保険は付帯していることが多いが、
補償限度額は契約内容によってまちまちだ。
対人保険の限度額が低い時は、通常100万ドル程度まで上乗せできる。
前に払ったことがあるが、一日10ドル程度だった。

車両保険は免責額が高くこれを低くすると結構保険料が高いが、
米国発行の多くのクレジットに保険が付帯していることが多いので
予めチェックしておこう(Collision Damage Waiverなどと呼ばれる)。

ちなみに、日本発行のクレジットカードに付帯するレンタカー保険は
通常、日本国外のレンタカーには適用されないことが多い。

5.免許証

驚くべき事にアメリカで有効な免許が必要とされることは少ないが、
英語で書かれた免許証が必要なケースが多い。
日本から行くのであれば国際免許を取っておくのが無難だろう。

6.年齢

運転者の年齢が、25歳未満であると
一日25ドル程度の追加料金を取られることが多いようだ
21歳未満だと借りられない事も多い。
大学生などは注意が必要だ。


7.複数ドライバー

ドライバーが複数になる場合は、1人につき
一日10ドル程度の追加料金を取る会社もある。
大手レンタカー会社を紹介しつつ例を挙げてみる(ソースはこちら)と、

Alamo: 1人につき一日10ドル追加

Avis: 配偶者、会社の同僚、障害者の同伴搭乗者などは無料。

Budget: Avisと同じ。例外あり。

Dollar: 追加料金有。

Enterprise: 配偶者は無料。

Hertz: 基本的には必要だが、一部に例外有。

微妙な料金なので、その時の状況次第で1人に絞ったり、
追加料金を払ったりしている。

8.チャイルド・シート

大抵、一日10ドルくらい取られる。
高すぎるので米国国内在住者なら持っていった方が得。
飛行機に載る時も、通常、追加料金は取られない。

9.安く借りる方法

航空会社のマイレージや、米国発行のクレジットカードの
ポイントなどを使って借りられることが多い。
また、旅行雑誌やクーポンブックに割引クーポンコードが
ついていることがある。

10.予約

大手旅行サイトのPricelineExpedia などを使うのが便利。
各レンタカー会社のサイトを検索しても良い。

予約と言っても大雑把なもので、
その場で支払い情報を求められなかったり、
航空券とセットで買ったのに予約が入っていなかったりする。
そういう事態になっても、車両がない!という事は稀なので
予約というよりも価格保証という側面が強いようだ。

11.追記 

レンタカーをするとアメリカ旅行の行動範囲はぐんと広がる。

例えばハワイでは、日本人にはワイキキが圧倒的に人気があるが
これは車を運転しなくても不便でないという面が大きいだろう。
私は、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島に一週間ずつ行ったことが
あるが、いずれもとても良いところだった。
アメリカは右側通行なので
日本から行ってレンタカーするのはちょっとしたチャレンジだが、
旅行好きの方は借りてみると面白いだろう。


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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

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No title

>Enterprise: 配偶者は無料
こないだミシガンの北へ行った時にEnterpriseで車を
借りたんですが、聞かれたんですよ。"あんたら結婚してんの?"って。
で、以前Alamoで借りた時は運転手を追加すると料金が発生したんで
"もしかしてEnterpriseは配偶者だったら無料なのかな?"って相方と
話になったんですが、謎が解けました!!

No title

HiRoさん:

あ、昨日はどうもでした。早く結婚しちゃったらどうですか?総領事館は近いですし!
今回のフロリダは圧倒的に安かったので結局Alamoになってしまいましたが、
必ず追加料金取られるみたいですねー。

No title

アメリカ在住で車を持っている場合には、
保険は自分の所有する車にかけている保険が基本的にはレンタカーもカバーしてくれますよね。
多くの場合には、レンタカーでも同様の保障が受けられるはずです。
日本ではレンタカーは車をカバーするけど、アメリカではドライバーをカバーする、
といった感じで違いが面白いです。

No title

akiraさん:

それは契約内容によります。少なくとも、私の自動車保険にはレンタカーの保障は付帯していません。また私の使っている保険会社の規約では、レンタル・カバレッジをかけた場合でも、カバーされるのは保険をかけている車が故障しているなど、いくつかの条件を場合に限られます。レンタカーをする前に、個別に契約内容をチェックする必要があると思います。

No title

Willyさん

あら、そうなんですね。
今まで使った保険会社はいずれもカバーしてくれたので、
そういうものなのかと思っていました。

> レンタカーをする前に、個別に契約内容をチェックする必要があると思います。
もちろんレンタカーを借りる前にはエージェントに電話をかける、
保険のドキュメントを読むなりして、
カバー内容を確認しています。

No title

akiraさん:

もしかすると州による違いもあるかも知れませんね。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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