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日本と異なる米国のテレビ・DVD事情(2)コンテンツ提供機器 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

前回のエントリーで書いたように、
無料番組よりケーブル、ケーブルよりインターネット経由という事情を反映して、
米国ではテレビは単なるモニターに近い位置づけになってきており、
コンテンツの配信は別枠で考えるのが主流である。
しかし、コンテンツの受信・再生機器の主流が何になるのかはまだはっきりしない。

その結果、現在は多種多様な機器がしのぎを削ってるというのが実情だ。

1.コンテンツ受信に絞った機器

インターネット経由のコンテンツ配信に絞った機器が、Apple TV と Roku だ。
いずれも、手のひらに乗るサイズの小さな箱型である。
Apple TV は、iTunes を通じた映画やTVドラマの配信を行うほか、
Netflix や MLB.com を通じたコンテンツ配信にも利用できる。
ただし、字幕の方式が異なるために Netflix の字幕が利用できないなど
多少の制約もある。価格は99ドルだ。
一方、Roku は、iTunes は使えないが、Netflix や Hulu, Amazon さらには
Facebook などより多くの事業者のコンテンツを閲覧できる。
価格も59ドル~と Apple TV より安く設定されている。

値段や便利さを考えればもっと普及していても良さそうだが、
商品が抽象的で一般大衆に分かりにくいのが、案外盲点なのかも知れない。


2.他のメディアなどとの複合機器

もう一つのグループは、ブルーレイ・プレーヤーやゲーム機などとの複合機だ。
複合機であることに100%の必然性があるわけではないが、
コンテンツの提供という意味では役割が似ているし、
一部のゲーム機はもともとネット接続が必要なことからハード面での重複も大きい。
そして何より価格の高い機器ではないので、普及への障害が低い。

3.テレビとの複合機器

もう一つの方向性は、原点に戻ってテレビにコンテンツを組み込もうという動きだ。
ソニーやロジテックが発売している Google TV などがある。
この方式には、操作やセットアップの簡単さでは利点があるし、
Google のような企業と組めば、コンテンツの検索などでも利点がある。

しかし、恐らくこの方法は主流とはなり得ないだろう。
テレビのように、大きくて価格の高い商品とセットになっていることは
普及の大きな障害となる。また、画面とコンテンツの受信装置としての寿命が
同程度であるという保証も全く無い。
仮に、Google TV がプラットフォームとして主流になることはあっても、
テレビにビルトインされた装置として主流になるのは難しそうだ。



そんなことを踏まえつつ、
今回はブルーレイ・プレーヤーを買うことになっていたので、
量販店最大手のBestBuy のサイトで製品を調べてみると、
主なメーカーは、サムスン、LG、 ソニー、パナソニック、Insignia あたりだ。
案外盲点になるのは、自分で録画した、BD-R/RE などのフォーマットを
サポートしていない機器が案外多いことだが、
録画機器がほとんど売られていないのだから、当たり前と言えば当たり前だろう。
サポートしているフォーマットの多さを考えると、
どうやら LG とパナソニックあたりが最も良さそうだ。
私は、愛国者なのでもちろんパナソニックを選択。

検討したのは、
-- Panasonic DMP-BD75 (Amazon価格(9/8現在): 84ドル、税別)
-- Panasonic DMP-BDT210 (Amazon価格(9/8現在): 147ドル、税別)
の2種類。

前者はプレーヤーのみ、後者は Wifi がビルトインされていて
Netflix, YouTube, Amazon などのネット経由の動画配信が可能になっている。
また、後者は3Dの再生や、映像を2Dから3Dに擬似的に変換することができるが、
いずれにせよテレビが対応していないので使えない。
価格差を考えると安いほうを買った上で差額に少し足して
Apple TV を買うことも考えられたが、今回は後者を選択した。

このプレーヤーを使ったストリーミングの使用レポートは次回書きたい。

関連するエントリー:
日本と異なる米国のテレビ・DVD事情(1)米国のテレビ事情

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Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程にてPhD取得。現在、米国の某州立大准教授。

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