アメリカ国内線の航空券のお得な予約方法 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

僕が日本に住んでいた時は、旅行なんて全く興味がなかったのだけど、
米国中西部は田舎の上に冬は寒いので気分転換のために
よく旅行をするようになった。
僕の少ない可処分所得のかなりの部分は旅費に使われている。

旅費の中で一番高いのは、航空券だ。
特に近年は原油高とドル安のせいで航空券は信じられないくらい高い。
そこで、アメリカの国内線を予約する時の基本をまとめておこう。

1. 比較サイトを利用する

基本中の基本だが、Priceline, Expedia, Orbitz などの比較サイトを
利用してどこの会社のチケットが安いかどうかを調べる。

基本的に価格はロボットを使って収集されているから、
どこのサイトを使っても値段はあまり変わらない。
取りあえず、2~3のサイトを見て比較すれば十分だろう。

全ての便が同一キャリアの場合には、その航空会社のサイトに行って
値段を再度確認しても良いが、大抵値段はほぼ同じである。

場合によっては、出発地や目的地を少し代えると安くなる事がある。
一般に料金は、乗り継ぎ回数が少ないほど高く、目的地までの距離が遠いほど高い。
目的地の空港の大きさと値段との関係はあまり明らかでない。
また、一般に土曜日発の航空券は高く、週半ば発の航空券は安い。


2. 格安キャリアのサイトをチェックする

私の知る限り、多くの比較サイトは JetBlue や Southwest の
ような格安キャリアの価格をカバーしていないので、
個別に調べる必要がある。

ただし発着場所は限られているので、利用できない目的地も多い。
例えば、北米-ハワイ間にはLCCが存在していない。


3. 予約する曜日を考える

一般的に、航空会社は火曜日になった時点で、
格安価格の航空券をオファーすることが多い。
これが各比較サイトに反映される火曜日の朝から水曜日頃までに
予約するのが、安いことが多い。
週に何度か価格をチェックして、安い曜日に買おう。

なお旅行日程が決まっている場合、
航空券は出発のおよそ2ヶ月前までに予約するのが賢いと言われている。
ただし需要が少ない場合はその後に値下がりすることもあり、
最適な予約時期を特定することは難しい。


4.マイレージを有効活用

航空券の値上がりに伴って、1マイルの価値は上がっている。

航空会社系のクレジットカードを作ると、50000マイルくらい
もらえることもあるので、旅行の数ヶ月前に作っておく、
というのも1回は使える手ではある。
なお、クレジットカードを解約してもマイルが無効となることはないようだ。

マイルの有効期限は最後にマイレージが変動してから18-24ヶ月程度である。
したがって、マイレージに何らかの増減があれば有効期限は延長される。
例えば、マイレージを使った雑誌の定期購読の申し込みなどをして
一部のマイル(500-1000マイル程度)を使用すれば失効しない。
期限ギリギリの時は、赤十字などにマイルを寄付すれば
即座に有効期限が延長される。

ちなみに、小さな子供の航空券を単独で購入することはできないので、
マイルで子供一人分、現金で大人一人分、という買い方は出来ない。
(航空会社に電話すればできるのかもしれないが未確認)。


5. 2歳未満は無料

一方、2歳以上は大人と同額というケースがほとんどだ。
子供がいる場合は、2歳までの旅行が(大変ではあるが)お得である。


旅費のうち、2番目に高いのは宿だろう。
コンドミニアムを割安で予約するノウハウなどを
Web上で公開するのは掟破りだから、気になる方は橘玲氏の書いた
得する生活―お金持ちになる人の考え方
あたりを参考にして頂きたい。
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テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

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No title

KAYAK便利ですよ。
http://www.kayak.com/

Travel Tips

調べる曜日によって値段が違うとは知りませんでした。

参考に、Bingで国内チケットを調べると、過去の統計から、
今買ったほうが得か、少し待つと安くなるので待つべきなのかを
予測して教えてくれるPrice Predictor機能が使えます。

http://www.bing.com/travel/about/howAirPredictions.do

あとはサイトによっては何度も見積もりをすると、チケットが売れなくても
システムが足元を見て値段を吊り上げてくることがあるので、
そういう場合は焦って買わず、何時間か待つと、値段は元に戻ります。

宿は、ちょっとギャンブルですがHotwireも良かったです。
エリアとランクと値段を選ぶと、ホテルは向こうが選ぶという仕組みで、
こちらは一切ホテルの選択権なしです。1回利用し、当たりのホテルに
通常の半額以下で泊まれました。

No title

やまおさん:

最近はこの手の「比較サイトの比較サイト」も増えましたね。ここは使いやすそうですね。

No title

shimaさん:

おお、これは凄いですね。どんな情報を反映して予測しているのか、仕組みが気になるところです。最近のサイトだと予約確定前に座席が選択できるものもあり、そうすると残りの席数も考慮することができることになります。

チケットの価格に曜日による季節性があるというのは、昨年、何回かネットの記事になっていました。春休みのチケットを取る時に実践したのですが週内で2割くらい変わります。

Hotwire というのは使ったことがありませんが、Priceline も昔はその仕組みでしたね。しかし、場所を選べないのが不便すぎて廃れたという経緯だと思っていましたが…。

最近、ふとしたことから気づいたのですが、都市中心部以外のホテルは稼働率が高くないようで、工夫の仕方によっては結構安く泊まれるのかも知れません。

ちなみに3番目に高いのが食費だと思いますが、車で長旅するアメリカ人はクラーボックスを持参し、泊まるたびにホテルで氷を大量にもらって常に冷やしてますね。あれだと、冷凍食品なりハムなり何でも携帯できるので、食費は安く済みそうです。僕は嫌だけど…。
プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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