日本発売前にKindle Paperwhiteで電子書籍を買ってみた
ついに米国のAmazonに注文していたKindle Paperwhite
が家に届いた。
米国でもこの機種はバックオーダーで数週間待ちだが、
キャンセル等も結構出ているようで予定より3週間ほど早い到着だ。
これで日本の本も米国からクリック一つで入手できるようになる。
海外から利用する際の技術的な問題とその解決策は、
こちらのサイトに詳しく解説されている。
価格は119ドル、なぜか日本より2割ほど高い。
おそらく日本ではコボとの対抗上、値段を下げるということなのだろう。
日本で売っているKobo gloは7980円だが、米国では同じ物が129ドルで、
キンドルより更に価格差が大きくなっている。
ただ一消費者の立場から見ると、この戦いは端末の価格差よりも
紙の書籍やその他の商品を合わせたサイトとしての利便性で
決まってしまうのではないかという感じがしている。
紙の本と電子書籍を別のサイトで選びたいと思う消費者は非常に少ないからだ。
米国でDVDの宅配レンタルからストリーミングに移行したNetflixを見れば、
その意味が分かって頂けるのではないかと思う。
さて、到着した段ボールを開けてみると、
パッケージは数学の専門書一冊(A5よりやや大きい)程度の大きさ箱で
中に入っているのは、本体と充電用USBケーブルのみである。
説明書もチラシも一切無い。
早速電源を入れてみと、どうやら充電済みのようで、
右上に電池の残りが6時間程度と表示される。
すぐに言語選択画面が出たので日本語を選択。
少し日本語でメッセージが表示された後、Wifi接続の設定に入る。
自宅で使っているwifiのパスワードを入れてすぐに接続できた。
次にアカウントの登録録画に移る。
どこから紐づけたのか分からないが、
自分の米国のアマゾンのアカウントが自動的に選ばれていたので
登録を解除して日本のアマゾンのアカウントを登録する。
その際、日米のサイトで同一メールアドレスを使っていると
面倒なことになるので、予めメールアドレスを変更しておいた。
問題なく登録が終了。
続いて、FacebookやTwitterとの連携画面になるが取りあえず後回し。
その後、数分のデモが始まったので適当に流す。
デモが終わると、通常画面に戻り、
買い物をしたり、アマゾンのクラウド上にある
書籍をダウンロードしたりできるようになる。
取りあえず、Oxford English Dictionary をダウンロードしてみる。
クリックすると、すぐにダウンロードが始まり10秒程度で完了した。
なお、家のWifiのインターネット接続の速度は実質12Mbps程度である。
次に、無料書籍の「蟹工船」をダウンロードしてみる。
まずは自宅のMACから注文してみると、購入後Kindle端末にも
1〜2秒で反映されて自動的にダウンロードが始まり、
1〜2秒程度で完了した。
画面サイズは日本の文庫本より若干小さいが、
余白が若干小さく設定できるため
文庫本を読んでいる感覚に非常に近い。
6インチで1024x768(推定)と解像度が高いため、
漢字を明朝で表示しても気になる事は全くないレベルだ。
戸惑った点は、画面左下に表示される番号がページ番号になっておらず、
3, 12, 22, 30, ... ととびとびに表示される点である。
どうやらデータ容量をもとにインデックスが振られているようで、
フォントの大きさによって1ページの量が変わることに起因する問題のようだ。
単語を長押しすると、ポップアップでデジタル大辞泉が出てきた。
どうやら米国で購入した Paperwhite でも日本語辞書が使えるようだ。
続けて、有料書籍を購入してみる。
なぜか実物書籍とは異なり、ワンクリックでの購入のみしか選べなくなっている。
読もうと思っていた「マネー・ボール
」を購入。
同じく、1〜2秒でダウンロードは完了。2秒で500円(文庫は798円)。
電子書籍の無限の可能性を感じさせる。
紙の本と違って、読み終わったら売ってしまうということができないので、
少々高い様な気もするが、まとめ買いして結局読まない、ということが
なくなるので、案外無駄が少ないのかも知れない。
今度は、洋書も買ってみよう。
ダウンロードできるのは大抵古典なので「The Time Machine
」をダウンロードしてみる。
えーっと、"expounding"って何だっけ?と思ってクリックしたら、
プログレッシブ英和中辞典が出て来た。英和辞典も利用可能のようだ。
要するに Kindle Paperwhite を買うと、1万6千冊の(英語の)洋書が
単語解説付きで無料で付いてくると言ってよい。
最後に、コミックもダウンロードしてみよう。
無料のものは今のところないようで、最安値は「せいふく!10
」という、
なんで18禁でないのかがよく分からない84円のマンガである。
84円はお買い得なのかも知れないが、何となく買う気がしなかったので
とりあえず、サンプルだけ配信してもらう。
3ページしか読んでいないが、普通に読む分にはストレスはなさそうだ。
画像を指2本で拡大することもできるが、
処理に多少時間がかかるため実用には堪えない感じである。
とりあえず、好きなマンガの新刊が出たら買って読んでみたい。
なお、米国のアマゾンだとKindle向けのゲームもたくさんあって
暇つぶしにオセロをやったりできるのだが、アマゾンジャパンのサイトには
今のところないようだ。
強引にまとめると、
液晶などに比べて圧倒的に軽くて読みやすいこのキンドル・ペーパーホワイト、
1.海外に住んでいる
2.小説を読むのが好き
3.英語学習に興味がある
4.旅先で本を読むことが多い
5.書店で買いにくい小説やコミックを読みたい
のうち一点でも当てはまる人は、まず買って損することは無いだろう。


米国でもこの機種はバックオーダーで数週間待ちだが、
キャンセル等も結構出ているようで予定より3週間ほど早い到着だ。
これで日本の本も米国からクリック一つで入手できるようになる。
海外から利用する際の技術的な問題とその解決策は、
こちらのサイトに詳しく解説されている。
価格は119ドル、なぜか日本より2割ほど高い。
おそらく日本ではコボとの対抗上、値段を下げるということなのだろう。
日本で売っているKobo gloは7980円だが、米国では同じ物が129ドルで、
キンドルより更に価格差が大きくなっている。
ただ一消費者の立場から見ると、この戦いは端末の価格差よりも
紙の書籍やその他の商品を合わせたサイトとしての利便性で
決まってしまうのではないかという感じがしている。
紙の本と電子書籍を別のサイトで選びたいと思う消費者は非常に少ないからだ。
米国でDVDの宅配レンタルからストリーミングに移行したNetflixを見れば、
その意味が分かって頂けるのではないかと思う。
さて、到着した段ボールを開けてみると、
パッケージは数学の専門書一冊(A5よりやや大きい)程度の大きさ箱で
中に入っているのは、本体と充電用USBケーブルのみである。
説明書もチラシも一切無い。
早速電源を入れてみと、どうやら充電済みのようで、
右上に電池の残りが6時間程度と表示される。
すぐに言語選択画面が出たので日本語を選択。
少し日本語でメッセージが表示された後、Wifi接続の設定に入る。
自宅で使っているwifiのパスワードを入れてすぐに接続できた。
次にアカウントの登録録画に移る。
どこから紐づけたのか分からないが、
自分の米国のアマゾンのアカウントが自動的に選ばれていたので
登録を解除して日本のアマゾンのアカウントを登録する。
その際、日米のサイトで同一メールアドレスを使っていると
面倒なことになるので、予めメールアドレスを変更しておいた。
問題なく登録が終了。
続いて、FacebookやTwitterとの連携画面になるが取りあえず後回し。
その後、数分のデモが始まったので適当に流す。
デモが終わると、通常画面に戻り、
買い物をしたり、アマゾンのクラウド上にある
書籍をダウンロードしたりできるようになる。
取りあえず、Oxford English Dictionary をダウンロードしてみる。
クリックすると、すぐにダウンロードが始まり10秒程度で完了した。
なお、家のWifiのインターネット接続の速度は実質12Mbps程度である。
次に、無料書籍の「蟹工船」をダウンロードしてみる。
まずは自宅のMACから注文してみると、購入後Kindle端末にも
1〜2秒で反映されて自動的にダウンロードが始まり、
1〜2秒程度で完了した。
画面サイズは日本の文庫本より若干小さいが、
余白が若干小さく設定できるため
文庫本を読んでいる感覚に非常に近い。
6インチで1024x768(推定)と解像度が高いため、
漢字を明朝で表示しても気になる事は全くないレベルだ。
戸惑った点は、画面左下に表示される番号がページ番号になっておらず、
3, 12, 22, 30, ... ととびとびに表示される点である。
どうやらデータ容量をもとにインデックスが振られているようで、
フォントの大きさによって1ページの量が変わることに起因する問題のようだ。
単語を長押しすると、ポップアップでデジタル大辞泉が出てきた。
どうやら米国で購入した Paperwhite でも日本語辞書が使えるようだ。
続けて、有料書籍を購入してみる。
なぜか実物書籍とは異なり、ワンクリックでの購入のみしか選べなくなっている。
読もうと思っていた「マネー・ボール
同じく、1〜2秒でダウンロードは完了。2秒で500円(文庫は798円)。
電子書籍の無限の可能性を感じさせる。
紙の本と違って、読み終わったら売ってしまうということができないので、
少々高い様な気もするが、まとめ買いして結局読まない、ということが
なくなるので、案外無駄が少ないのかも知れない。
今度は、洋書も買ってみよう。
ダウンロードできるのは大抵古典なので「The Time Machine
えーっと、"expounding"って何だっけ?と思ってクリックしたら、
プログレッシブ英和中辞典が出て来た。英和辞典も利用可能のようだ。
要するに Kindle Paperwhite を買うと、1万6千冊の(英語の)洋書が
単語解説付きで無料で付いてくると言ってよい。
最後に、コミックもダウンロードしてみよう。
無料のものは今のところないようで、最安値は「せいふく!10
なんで18禁でないのかがよく分からない84円のマンガである。
84円はお買い得なのかも知れないが、何となく買う気がしなかったので
とりあえず、サンプルだけ配信してもらう。
3ページしか読んでいないが、普通に読む分にはストレスはなさそうだ。
画像を指2本で拡大することもできるが、
処理に多少時間がかかるため実用には堪えない感じである。
とりあえず、好きなマンガの新刊が出たら買って読んでみたい。
なお、米国のアマゾンだとKindle向けのゲームもたくさんあって
暇つぶしにオセロをやったりできるのだが、アマゾンジャパンのサイトには
今のところないようだ。
強引にまとめると、
液晶などに比べて圧倒的に軽くて読みやすいこのキンドル・ペーパーホワイト、
1.海外に住んでいる
2.小説を読むのが好き
3.英語学習に興味がある
4.旅先で本を読むことが多い
5.書店で買いにくい小説やコミックを読みたい
のうち一点でも当てはまる人は、まず買って損することは無いだろう。
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