留学と結婚 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

同じ学科内で結婚した韓国人のカップルが今年離婚した。
詳しい事情までは知らないが、
やはり物理的な制約が非常に大きかったことは間違いない。

私は中西部の大学にいるが、
彼らは結婚して何年も経たないうちに、
夫はポスドクとして南部の大学へ、
妻は更に何年かして北東部の大学へ就職した。
将来一緒に住める目処が全く立たないというのは
精神的にとても厳しいものだろうと想像する。

こうした例は決して珍しいものではなく、
親しい学科内のカップルに限っても
千キロメートル以上離れた場所に就職したカップルが
少なくとも二組いる。

私の指導教官は、夫婦で同じ大学に勤めるために
2年分のキャリアをほぼ捨てて現在の大学に移ってきた。

今年、大学の就職面接を受けた際にも、
競合相手の女性の候補者の一人は夫が受験先の学科に
勤めていると、友人から教えてもらった。
不公平だと思う一方で、複雑な気持ちになった。


合理的に考えれば、
定職を探してから伴侶を探す方がいい、
という結論に至るわけだが、
基本的に大学で研究するということは孤独であり
ましてそれが異国の地であれば輪をかけて孤独だ。
専攻も同じで苦楽を共にした魅力的な異性がいれば
在学中に惹かれあうのは無理ないと思う。

アメリカのスケールの大きさは、
こういうときにはネガティブに作用する。

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テーマ : 留学・留学生
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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―― 統計学を学ぶために。
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2.Matematical Statistics and Data Analysis
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