ポスドク:倍増も職なし 海外流出は加速 -- このエントリーを含むはてなブックマーク

毎日新聞に
海外でポスドクをする日本人が増えているという記事
が出たことをを知った。

調査は素粒子論分野だけだが、
恐ろしい勢いで海外に流出している。
「海外流出したポスドクは98年度の3%弱から
04年度28%、08年度41%と急増した」
らしい。

そういえば、
東京で働いていていわゆるリクルータをやって
素粒子論の学生に会った際に
「博士を取るとみんな海外に行ってしまう。
そのあと、どうしているかは知らない。」
という話を聞いたのを思い出した。
日本が強い分野だけに人材流出が激しいのだろう。

もっとも、ポスドクでアメリカに来ても
数年で帰ってしまう人は多いので、
実質でどのくらい流出しているのかは分からない。

こういうニュースを見ると、
日本オワタとか、何かと悲観的な意見が多いわけだけど
私はそんなに悪いことではないと思う。

日本では子どもの数も減っているし、
高齢化で国が大学に割ける予算も減っている。
せめて日本人が国際競争力を維持するために
どんどん海外に出て行って、研究資源を活
用していけば良いのではないだろうか。

そうすることで、国内に残る人材の需給も逼迫して
研究者の待遇改善につながるだろう。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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