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Qualifierとドラッグ -- このエントリーを含むはてなブックマーク

日本の芸能界でドラッグが随分ニュースになっているけど
きっとアメリカじゃあニュースにならないくらい蔓延
しているんだろうなぁ。。

私のいる某大学には経済学部の留学生が多いのだけど、
特に中西部の経済学部は、Qualifying Exam あるいは 
Preliminary Exam と呼ばれる筆記試験が厳しい大学が多い
ことが有名で、入学者の半分以上が振り落とされるような
ケースも多く見られる。

数年前の話だが、シカゴ大経済学部のPrelimがあまりに厳しいので、
学生の間でドラッグを使って勉強するのが流行って問題になり、
最近は昔ほど試験を厳しくしていない、という話を聞いたこともある。

ちなみに、この Qualifier あるいは Prelim と呼ばれる
試験は、日本で言うと修士課程の入学試験に近い。
アメリカの大学院の博士課程には入学試験がないので
書類選考を通った人はみな入学できるが、
たいてい2年目にこの試験があり基準点に達しない者は退学になる。
厳しいようだが、適性の無い人に早めに諦めさせて
他の道に就かせるという建設的な試験だと私は思っている。

日本の修士課程の試験に近いと書いたが、
基準点は日本の修士の院試に比べるとかなり高いことが多い。
特に基礎学力が重要になる理学系の学科などではその傾向が強い。
例えば、東大の数理科学の院試は、私が受験した当時、
倍率が4倍くらいだったが、こちらの統計学科のQualifier の方が
ハードルは高いと感じた(年齢のせいもあるけれど)。

そんなわけで、一年目を無事に終えたPhDプログラムの学生は、
最初の夏休みの大半を試験勉強に費やすことになる。
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テーマ : アメリカ留学
ジャンル : 海外情報

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Willy

Author:Willy
日本の某大数学科で修士課程修了。
金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。
2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。2016年、准教授。

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お勧めの本
1.ルベーグ積分30講
―― 統計学を学ぶために。
   小説のように読める本。
   学部向け。


2.Matematical Statistics and Data Analysis
―― WS大指定教科書。
   応用も充実。学部上級。

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